2009年 10月 17日
下北沢駅舎の問題点(本編) |
少し熱が出てきたみたい。
あまり無理せず簡単にアイデアの説明をします。
1.駅の幅を狭めて非常用車両と歩行者用のパスをつくる
下北沢の駅舎は小田急線跡地の幅一杯に計画されているため、このままでは非常用車両も、歩行者のパスもかないません。これは下北沢に集まる人が多いので、乗換えなどの通路を広く取ろうとするために、このような計画になっているのかもしれません。だったら、どのようにすれば乗換えの人たちに負担をかけることなく、駅舎の幅を狭めて、地上にパスをつくれるのだろうとまず僕は考えました。
2.地階1階に余裕はないのか?
1.を実現するために、もし地下の空間にスペースの余裕があるなら、地下にも改札を設ければ、人を分散させることができるため、有効なのではないかと考えました。今、小田急の計画では、地下一階のスペースをすべて「機械室」としているのですが、これは駅舎の面積(機械室部分も含み)の25%にもあたり、かなり余裕のある計画をしているのではないかと僕は思いました。ただ、この部分に関して世田谷区に状況の説明を求めたところ、韓国の地下鉄火災の後、安全確保のために求められる換気量などの基準値があがり、このくらいの面積が必要になっているという説明を小田急からうけているとのことでした。駅の機械室やバックヤードについては、テロ対策などの理由からもあまり情報公開を求められる部分でもないため、駅の設計をしたことのある専門家がこの部分の余裕をどう判断するか聞いてみたいと思っています。現在、友人からの返事待ち。なにか良い話が聞けると良いのですが…
3.エレベーターは一本で通せないか?
現在の計画では、小田急線用のエレベーターと、井の頭線用のエレベーターがふたつそれぞれに設けられていて、一本につながっていないようです。現状の駅舎位置を上からみるとこうなるのは良くわかるのですが、少し井の頭線のホームを渋谷側に延長できれば、一本でつなげることができそうなので、これを提案したいと考えました。
4.回転型のロータリーはやめて車寄せ程度にする
もし京王線の土手がつくりかえられて、車が通れるようになるのならば、そこを利用して大きく下北沢の駅前を一方通行で通過できる可能性があります(あとちの会案)。これはそれを支持したものです。
5.井の頭線の土手をなくしたスペースを利用する
これは4.にもつながる部分ですが、もし利用することが可能ならば、高架脇の北側は一方通行の車道、南側は立体的な駐輪場を設けて欲しいと考えています。駐輪場の壁は、緑化したり、上部はかなり日当たりが良さそうなので、太陽光発電パネルをとりつけると、エコロジーの観点からも良い建物になるような気がします。
以上、急ぎ足で解説をしました。僕は月曜日に今の考えをもう少し丁寧な絵もつけて、文書とともに提出したいと考えています(でも体が持つかが問題、今日はまず養生ですね)。
あまり無理せず簡単にアイデアの説明をします。
1.駅の幅を狭めて非常用車両と歩行者用のパスをつくる
下北沢の駅舎は小田急線跡地の幅一杯に計画されているため、このままでは非常用車両も、歩行者のパスもかないません。これは下北沢に集まる人が多いので、乗換えなどの通路を広く取ろうとするために、このような計画になっているのかもしれません。だったら、どのようにすれば乗換えの人たちに負担をかけることなく、駅舎の幅を狭めて、地上にパスをつくれるのだろうとまず僕は考えました。
2.地階1階に余裕はないのか?
1.を実現するために、もし地下の空間にスペースの余裕があるなら、地下にも改札を設ければ、人を分散させることができるため、有効なのではないかと考えました。今、小田急の計画では、地下一階のスペースをすべて「機械室」としているのですが、これは駅舎の面積(機械室部分も含み)の25%にもあたり、かなり余裕のある計画をしているのではないかと僕は思いました。ただ、この部分に関して世田谷区に状況の説明を求めたところ、韓国の地下鉄火災の後、安全確保のために求められる換気量などの基準値があがり、このくらいの面積が必要になっているという説明を小田急からうけているとのことでした。駅の機械室やバックヤードについては、テロ対策などの理由からもあまり情報公開を求められる部分でもないため、駅の設計をしたことのある専門家がこの部分の余裕をどう判断するか聞いてみたいと思っています。現在、友人からの返事待ち。なにか良い話が聞けると良いのですが…
3.エレベーターは一本で通せないか?
現在の計画では、小田急線用のエレベーターと、井の頭線用のエレベーターがふたつそれぞれに設けられていて、一本につながっていないようです。現状の駅舎位置を上からみるとこうなるのは良くわかるのですが、少し井の頭線のホームを渋谷側に延長できれば、一本でつなげることができそうなので、これを提案したいと考えました。
4.回転型のロータリーはやめて車寄せ程度にする
もし京王線の土手がつくりかえられて、車が通れるようになるのならば、そこを利用して大きく下北沢の駅前を一方通行で通過できる可能性があります(あとちの会案)。これはそれを支持したものです。
5.井の頭線の土手をなくしたスペースを利用する
これは4.にもつながる部分ですが、もし利用することが可能ならば、高架脇の北側は一方通行の車道、南側は立体的な駐輪場を設けて欲しいと考えています。駐輪場の壁は、緑化したり、上部はかなり日当たりが良さそうなので、太陽光発電パネルをとりつけると、エコロジーの観点からも良い建物になるような気がします。
以上、急ぎ足で解説をしました。僕は月曜日に今の考えをもう少し丁寧な絵もつけて、文書とともに提出したいと考えています(でも体が持つかが問題、今日はまず養生ですね)。
by kenzo_stsk
| 2009-10-17 22:31
| ■都市計画