2009年 12月 24日
僕があとちの会(2次会)に出て考えたこと |
ずいぶん遅くなってしまったけれど、12月12日にあとちの会の2次会に出た時の感想を書きます。
この前も書いたけれど、今回のテーマは「どう使っていこうか考えよう、駅前広場とあとち」。つまりあとち利用のソフトな部分について考えてみようということが課題となっていた。
実際、横浜市がおこなっているまちづくり(この場合は胸をはって「都市計画」と言える気がする)では、伝統的建築物の保存もとてもきちんとしていて、そこにアートの芽を育む事業も、とても上手くいっているようにみえる。そして横浜・BankART1929代表の池田修さんがおっしゃっていた「アートからすぐに何かを得ようと考えては無理です」という言葉が心に残った。たぶんまちにアートを根付かせるということはそんなにたやすいことではないはずだし、そもそも「まちづくり」の側でできることは、場所や環境を整えることくらいで、そこにどんな芽が出て花が咲くかは、成り行き任せという部分が大きいのだろう。
また、横浜の場合は街の骨格自体がとても大柄(そもそも港町の倉庫街であったのだから当然だ)なので、大きな空間を必要とするアートとのなじみが良いのもよくわかるのだけれど、下北沢でアートを展開しようと思った場合、まちの骨格からも、どうしても「小さなもの」になる可能性が高いように思う。そうなると言葉的には「アート」というよりは、「工芸品」とか「ハンドクラフト」のような色が濃くなるのではないだろうか。
そう考えていくと、今、下北沢のまちにあるハンドメイドのレザーや銀製品の店や、「ハコウリ」のような小さなスペース貸しのお店が多い意味もよくわかる気がするのだ。
そんな下北沢の特色を活かして、もっと手工業のアートが育つ環境を育てていくというのはありなのかもしれないと考えた。
この前も書いたけれど、今回のテーマは「どう使っていこうか考えよう、駅前広場とあとち」。つまりあとち利用のソフトな部分について考えてみようということが課題となっていた。
実際、横浜市がおこなっているまちづくり(この場合は胸をはって「都市計画」と言える気がする)では、伝統的建築物の保存もとてもきちんとしていて、そこにアートの芽を育む事業も、とても上手くいっているようにみえる。そして横浜・BankART1929代表の池田修さんがおっしゃっていた「アートからすぐに何かを得ようと考えては無理です」という言葉が心に残った。たぶんまちにアートを根付かせるということはそんなにたやすいことではないはずだし、そもそも「まちづくり」の側でできることは、場所や環境を整えることくらいで、そこにどんな芽が出て花が咲くかは、成り行き任せという部分が大きいのだろう。
また、横浜の場合は街の骨格自体がとても大柄(そもそも港町の倉庫街であったのだから当然だ)なので、大きな空間を必要とするアートとのなじみが良いのもよくわかるのだけれど、下北沢でアートを展開しようと思った場合、まちの骨格からも、どうしても「小さなもの」になる可能性が高いように思う。そうなると言葉的には「アート」というよりは、「工芸品」とか「ハンドクラフト」のような色が濃くなるのではないだろうか。
そう考えていくと、今、下北沢のまちにあるハンドメイドのレザーや銀製品の店や、「ハコウリ」のような小さなスペース貸しのお店が多い意味もよくわかる気がするのだ。
そんな下北沢の特色を活かして、もっと手工業のアートが育つ環境を育てていくというのはありなのかもしれないと考えた。
by kenzo_stsk
| 2009-12-24 00:25
| ・下北沢問題