2010年 06月 10日
ともにアートする夕べ |
“Save the 下北沢”の代表である下平憲治さんが主催する会「ともにアートする夕べ」を聞きにいった。
保坂のぶとさんが司会進行をしながら、下北沢問題、普天間基地問題、表現規制問題と3つのテーマにスポットを当てつつパネルディスカッションを展開していく。パネラーは燐光群主宰坂手洋二さん、伊藤塾塾長・弁護士伊藤真さん、元編集者で明治学院大学准教授の藤本由香里さん、社民党候補者の森原秀樹さんなどがかわるがわる登壇した。
どれも興味深い話だったのだが、記憶に強く残ったのは、普天間基地問題で森原秀樹さんから報告された「アメリカのテニアン島が普天間の代替地として、基地受け入れを歓迎している」という報告だった。詳細は→こちら。
このような報告が事実だとすると、米国が沖縄にこだわり、現政権が移設をあきらめざるをえない本当の理由は、軍事訓練をどこでおこなうか?ではなく、基地の建設費をどこが負担し、その建設によってお金を得るのは、一体誰なのか?という問題にすりかわっていくことになるし、「この辺りがなかなか透明になっていかないのは、マスコミが報道規制を敷かれているからだ」ということになるとそれもなかなか重い話である。
でもまあ、どうなんだろう。もちろん「お金儲けしたいから政治家にでもなるか…」的な人もいるのかもしれないけれど、「国を良くしたいから政治家になりたい!」という方が志としては素直なわけだし、その集団が最終的にはお金に負けていくのだとしたら、それは何かシステムが間違っているのではないかと僕なんかは思ってしまう。
少し選挙制度とかについて、考えてみるかな。
追伸:それにしても、今回の会、「ともにアートする夕べ」はタイトルとして悪すぎではないか?これはアート問題だけではないし、このタイトルだけでは「音楽会なの?」という感じがしました。
保坂のぶとさんが司会進行をしながら、下北沢問題、普天間基地問題、表現規制問題と3つのテーマにスポットを当てつつパネルディスカッションを展開していく。パネラーは燐光群主宰坂手洋二さん、伊藤塾塾長・弁護士伊藤真さん、元編集者で明治学院大学准教授の藤本由香里さん、社民党候補者の森原秀樹さんなどがかわるがわる登壇した。
どれも興味深い話だったのだが、記憶に強く残ったのは、普天間基地問題で森原秀樹さんから報告された「アメリカのテニアン島が普天間の代替地として、基地受け入れを歓迎している」という報告だった。詳細は→こちら。
このような報告が事実だとすると、米国が沖縄にこだわり、現政権が移設をあきらめざるをえない本当の理由は、軍事訓練をどこでおこなうか?ではなく、基地の建設費をどこが負担し、その建設によってお金を得るのは、一体誰なのか?という問題にすりかわっていくことになるし、「この辺りがなかなか透明になっていかないのは、マスコミが報道規制を敷かれているからだ」ということになるとそれもなかなか重い話である。
でもまあ、どうなんだろう。もちろん「お金儲けしたいから政治家にでもなるか…」的な人もいるのかもしれないけれど、「国を良くしたいから政治家になりたい!」という方が志としては素直なわけだし、その集団が最終的にはお金に負けていくのだとしたら、それは何かシステムが間違っているのではないかと僕なんかは思ってしまう。
少し選挙制度とかについて、考えてみるかな。
追伸:それにしても、今回の会、「ともにアートする夕べ」はタイトルとして悪すぎではないか?これはアート問題だけではないし、このタイトルだけでは「音楽会なの?」という感じがしました。
by kenzo_stsk
| 2010-06-10 07:23
| ■社会