2011年 04月 22日
選挙権 |
昨日、両親を誘って「期日前投票」にいった。
僕はまじめな方なので、いままで選挙は「投票日」に行っていた。だからこの前の選挙で「さあ、どういう結果がでるかな?」と楽しみに都知事選のニュースにテレビのチャンネルをあわせたら、開票前に現職の石原さんに当選確実の知らせがあった瞬間「これは一体なんなんだろうか??」と思った。
最近、熱心な政党支持者は投票日には選挙に行かないらしい。
期日前投票にいって、「誰が優位という世論をあおる」のがどうやら流行らしいのである。
でもそれってどうなんだろう?と正直思う。せめて「自分が書いた投票を開票してから結果がでてほしい」って普通に思うし、それが「開票前に結果が出た」と聞くと、選挙って何?と思ったりするのである。「自分の一票は関係なく未来が決まってしまった」という残念感って決してよい感じではない。
「投票権をえるためにどれだけ市民が戦ってきたか」ということを世界史で習った記憶を根底から否定するような残念感がそこにはある。情報を早く知りたいという国民感情があることはよくわかるが、そんな残念感が選挙に行く意欲を減退させていることは事実だと思うし、なんとかすべての結果がでてから発表するくらいの心配りをしてくれないものだろうかと思うのである。
ただ、こういうことを単に「報道するマスコミの責任」としてしまうのも、僕はどうかと思うのだ。
たとえば、投票率が9割9分。「選挙にいかないなんて、どうしたの?」と心配されるような状況が一般的だったとしたら、コアな政党支持者が4割いたとしても、開票前に結果が発表されるようなことは数学的にありえないのだから。
だから実際は、心の奥に「ほんとうは投票してほしいと思う人」は秘めているのだけれど、今回はあえてそれを口にださず、「選挙に行ってほしい」というキャンペーンをはることにした。誰を選ぶかという以上に、多くの人が選挙にいくことの方がとても重要だから。
というわけで、今度の土曜日(23日)、午後7時に下北沢の NEVER NEVER LAND に集合して、景気づけの一杯を飲んだ後、みんなで「期日前投票」に行きます。投票権の引き換え用紙か、運転免許書もしくは保険証など個人を証明するものを持って、集まってください。
「どんな候補者がでるの?」という情報を得たい方用に、各候補者のプロフィールやら主張やらのプリントを集めておきますので、事前に勉強したい方は少し早めに来てください。店は午後6時から開いています。
さあ、みんなで選挙にいきましょう!「政治とはこういう状況下における希望の灯だ!」というのは、僕も本当のことだと思います。多くの参加者を下北沢で待っています!
僕はまじめな方なので、いままで選挙は「投票日」に行っていた。だからこの前の選挙で「さあ、どういう結果がでるかな?」と楽しみに都知事選のニュースにテレビのチャンネルをあわせたら、開票前に現職の石原さんに当選確実の知らせがあった瞬間「これは一体なんなんだろうか??」と思った。
最近、熱心な政党支持者は投票日には選挙に行かないらしい。
期日前投票にいって、「誰が優位という世論をあおる」のがどうやら流行らしいのである。
でもそれってどうなんだろう?と正直思う。せめて「自分が書いた投票を開票してから結果がでてほしい」って普通に思うし、それが「開票前に結果が出た」と聞くと、選挙って何?と思ったりするのである。「自分の一票は関係なく未来が決まってしまった」という残念感って決してよい感じではない。
「投票権をえるためにどれだけ市民が戦ってきたか」ということを世界史で習った記憶を根底から否定するような残念感がそこにはある。情報を早く知りたいという国民感情があることはよくわかるが、そんな残念感が選挙に行く意欲を減退させていることは事実だと思うし、なんとかすべての結果がでてから発表するくらいの心配りをしてくれないものだろうかと思うのである。
ただ、こういうことを単に「報道するマスコミの責任」としてしまうのも、僕はどうかと思うのだ。
たとえば、投票率が9割9分。「選挙にいかないなんて、どうしたの?」と心配されるような状況が一般的だったとしたら、コアな政党支持者が4割いたとしても、開票前に結果が発表されるようなことは数学的にありえないのだから。
だから実際は、心の奥に「ほんとうは投票してほしいと思う人」は秘めているのだけれど、今回はあえてそれを口にださず、「選挙に行ってほしい」というキャンペーンをはることにした。誰を選ぶかという以上に、多くの人が選挙にいくことの方がとても重要だから。
というわけで、今度の土曜日(23日)、午後7時に下北沢の NEVER NEVER LAND に集合して、景気づけの一杯を飲んだ後、みんなで「期日前投票」に行きます。投票権の引き換え用紙か、運転免許書もしくは保険証など個人を証明するものを持って、集まってください。
「どんな候補者がでるの?」という情報を得たい方用に、各候補者のプロフィールやら主張やらのプリントを集めておきますので、事前に勉強したい方は少し早めに来てください。店は午後6時から開いています。
さあ、みんなで選挙にいきましょう!「政治とはこういう状況下における希望の灯だ!」というのは、僕も本当のことだと思います。多くの参加者を下北沢で待っています!
by kenzo_stsk
| 2011-04-22 03:04
| ■社会