2011年 07月 02日
駅前ロータリーの大きさ |
訴訟の会の「準備書面38」を読んだ。
訴訟で言い分を事前に書面で用意し、主張を明確化するための書類を準備書面という。法廷ではこのほかに口頭で主義主張を述べる時間もとれるわけだが(実際下北沢の裁判では毎回この口頭弁論をしっかりとやっている裁判です)、最近の多くの訴訟では、主義主張は書面だけでおこなってしまい、現地では次の法廷の日程を決めるだけなんて裁判も割合多いのだと、最近知った。
今回の38番の準備書面では駅前広場の大きさを決めるにあたり、違法性はなかったか?ということを論証するために、ちょっと面白い資料が登場したので、紹介しようと思う。
上の絵は準備書面の一部から画像だけを引抜いてきたものだが、これは現在計画されている下北沢の駅前広場に梅ヶ丘駅前のバスロータリーを埋め込んでみたもの。主張では、現在下北沢で計画されているロータリーの大きさは実際には走っていない大きなサイズのバスを旋回できるようなスケールで計画されており、今つかっているバスで設計するのなら、梅ヶ丘のサイズでも充分なはずであり、余分な土地(駅前食品市場のことですね)を区が買い取らなくても、計画できるのでは?と主張している。なるほどね。
具体的に他のサイズのロータリーをはめ込んだ絵をみたのは、はじめてだったのでなかなか面白いなと思った。
もちろん、では実際駅前食品市場を残して、駅前に必要な機能を便利かつ快適に計画できるのかどうかは、この絵だけではわからない。まあでも、こんなものをみせられちゃったんじゃぁ、専門家としては、スケッチくらい描いてみなきゃなぁと思った。ちょっと時間をかけてやってみますか。
訴訟で言い分を事前に書面で用意し、主張を明確化するための書類を準備書面という。法廷ではこのほかに口頭で主義主張を述べる時間もとれるわけだが(実際下北沢の裁判では毎回この口頭弁論をしっかりとやっている裁判です)、最近の多くの訴訟では、主義主張は書面だけでおこなってしまい、現地では次の法廷の日程を決めるだけなんて裁判も割合多いのだと、最近知った。
今回の38番の準備書面では駅前広場の大きさを決めるにあたり、違法性はなかったか?ということを論証するために、ちょっと面白い資料が登場したので、紹介しようと思う。
上の絵は準備書面の一部から画像だけを引抜いてきたものだが、これは現在計画されている下北沢の駅前広場に梅ヶ丘駅前のバスロータリーを埋め込んでみたもの。主張では、現在下北沢で計画されているロータリーの大きさは実際には走っていない大きなサイズのバスを旋回できるようなスケールで計画されており、今つかっているバスで設計するのなら、梅ヶ丘のサイズでも充分なはずであり、余分な土地(駅前食品市場のことですね)を区が買い取らなくても、計画できるのでは?と主張している。なるほどね。
具体的に他のサイズのロータリーをはめ込んだ絵をみたのは、はじめてだったのでなかなか面白いなと思った。
もちろん、では実際駅前食品市場を残して、駅前に必要な機能を便利かつ快適に計画できるのかどうかは、この絵だけではわからない。まあでも、こんなものをみせられちゃったんじゃぁ、専門家としては、スケッチくらい描いてみなきゃなぁと思った。ちょっと時間をかけてやってみますか。
by kenzo_stsk
| 2011-07-02 07:16
| ・下北沢問題