2012年 03月 23日
世田谷まちなか観光フォーラム |
昨晩、北沢タウンホールでイベントがあった。
これは世田谷区産業振興公社の主催でおこなわれたイベント。世田谷区の魅力を再発見して観光産業を延ばしていくには?というテーマでの講演と提案や活動紹介、そしてパネルディスカッションによるブレインストーミングという盛りだくさんな内容でした。
最初、保坂区長から世田谷区には貴重な観光資源がたくさんあり、墨田区が高さと上からの目線で人を集めるのであれば、世田谷区は頬を地べたにすり寄せるように、低くひろがりのある目線で勝負したいというお話があった。
これをうけて、立教大学観光部特任教授で元JTB常務取締役である清水愼一氏の基調講演がすばらしかった。内容的にはバルセロナなどの実例をみせながら、これからの観光は人が中心。中央を人が歩くための場所として、両脇を車が1車線で細々と通るような計画が世界の潮流となってきているということをわかりやすくご紹介くださった。また、川越の都市計画では蔵の町を打ち出すことで、観光産業を盛り上げることに成功しているが、車と人が入り乱れ、どう整理していくかが今後の課題であろうと示唆した。
なにより、アトラクション型の方法で観光を守り立てていくよりも、普段の生活の質をあげ、それをみせることで観光を延ばすような方策が大切という考え方には深く共感を覚えた。
その後、駒澤大学経済学部の学生さんたちによる「いつでもだれでもいきたくなる世田谷」の提案や、NPO法人まちこらぼ理事長の柴田真希さんによる数々のイベント実例の紹介とつづいていった。
各発表とも非常にグレードが高く、素晴らしい講演会だったと思う。世田谷が東京のガイドブックで一角を占めるような、魅力ある観光都市に育ち、区内で世界中の人々とつながることが出来たら、それはとても素敵なことだよね。
※写真は区長より住民票をもらってよろこぶ用賀のご当地キャラ「よっきーくん」
これは世田谷区産業振興公社の主催でおこなわれたイベント。世田谷区の魅力を再発見して観光産業を延ばしていくには?というテーマでの講演と提案や活動紹介、そしてパネルディスカッションによるブレインストーミングという盛りだくさんな内容でした。
最初、保坂区長から世田谷区には貴重な観光資源がたくさんあり、墨田区が高さと上からの目線で人を集めるのであれば、世田谷区は頬を地べたにすり寄せるように、低くひろがりのある目線で勝負したいというお話があった。
これをうけて、立教大学観光部特任教授で元JTB常務取締役である清水愼一氏の基調講演がすばらしかった。内容的にはバルセロナなどの実例をみせながら、これからの観光は人が中心。中央を人が歩くための場所として、両脇を車が1車線で細々と通るような計画が世界の潮流となってきているということをわかりやすくご紹介くださった。また、川越の都市計画では蔵の町を打ち出すことで、観光産業を盛り上げることに成功しているが、車と人が入り乱れ、どう整理していくかが今後の課題であろうと示唆した。
なにより、アトラクション型の方法で観光を守り立てていくよりも、普段の生活の質をあげ、それをみせることで観光を延ばすような方策が大切という考え方には深く共感を覚えた。
その後、駒澤大学経済学部の学生さんたちによる「いつでもだれでもいきたくなる世田谷」の提案や、NPO法人まちこらぼ理事長の柴田真希さんによる数々のイベント実例の紹介とつづいていった。
各発表とも非常にグレードが高く、素晴らしい講演会だったと思う。世田谷が東京のガイドブックで一角を占めるような、魅力ある観光都市に育ち、区内で世界中の人々とつながることが出来たら、それはとても素敵なことだよね。
※写真は区長より住民票をもらってよろこぶ用賀のご当地キャラ「よっきーくん」
by kenzo_stsk
| 2012-03-23 10:39