2012年 11月 04日
朝練/キッズフェスタ/安全確認フィールドワーク(中編) |
今、朝4時。二日続けての早起きである。
昨晩(というかすでに今朝だけど…)寝たのは確か1時くらいだったから、3時間弱しか眠っていないことになる。こりゃまた不眠症でもはじまったかな?さて、昨日の話の続きをしましょう。妻から午後の予定を告げられたのが朝ごはんを終えた9時くらいのことだったから、本当は準備するための時間はしっかりあったはずだったのだけれど、あまり本気で聞いていなかった(というか本当に行きたくはなかったのだ)ので、お昼ご飯を早めに用意し始めるでもなく、ランチのラーメンを作り出したのは、ちょうど12時頃だった。妻とこどもたちは、春のために購入した球根と園芸用の土と格闘していてとても楽しそうだったし、特にイベントなんか行かなくてもいいのでは?という気配に僕にはみえていたのです。
しかし、期待していることって大抵あまいものである。12時に部屋に戻ってきた妻たちは「まだお昼ご飯つくってないの?」という態度であった。だってラーメンなんて戻ってきてから作るしかないじゃぁないか。と言い訳しつつ、10分くらいでランチをつくってたべはじめると、妻が「バッジの写真、選んだ?」と不吉なことを言い出した。どうやら長女が是非にと思っているコーナーが『自分だけの缶バッジをつくろう!』という奴だったらしく、その制作用に写真のコピーを切り抜かずに持ってくるということが必須であるとのことであった。作品は当日現地でのお絵かきでも良いとのことであったが、『早帰り』を目指している我らとしては、そこで時間を使うことはとても危険なので、是非事前に写真を用意しておいてほしいというのが、妻の言い分である(ごもっとも!)。「それなら、携帯の待ち受け画面につかっていた写真がいろいろとってあるから、そこから見繕うことにしましょう」と簡単な提案をし、その場でみんなで写真を選んだ。しかし、倍率をあわせてプリントしている時間は少しもったいない感じだったので、駅前のフジフィルムによって写真を焼いてもらって、それをコンビニでカラーコピーすることにした。倍率もその場で自由に選べるから、そのほうが簡単である。というわけで、こどもたちふたりを連れて家をでたのが、12時半くらいのことでありました。
写真のカラーコピーを2種類のサイズで作って近所のコンビニをでたのがちょうど1時頃だったので、特に手際が悪かったというわけではないのだけれど、1時には現地についていたかった身としては大きな遅れであることは確かだ。弁天公園は初めて行く場所だったので、僕が先頭で道をリードすることにし、次女が2番手、長女をシンガリに指名して出発、3台の自転車を連ねてまずは次女の保育園(明大前)を目指した。しばらく走ると次女が「喉がかわいた!」という。なんでさっきのコンビニで言わないんだよと思いつつも、いきなり我慢させるのもかわいそうなので、再度途中のコンビニに立ち寄る。いつもは、ふたりで飲めるような飲み物を一種類選ばせるのだけれど(ひとりで一本はこどもたちにはちょっと多いのだ)、昨日はふたりそれぞれの好きな飲み物を与えた。もちろん時間がもったいなかったからである。それにしても次女の自転車は遅い。まあまだ補助輪がとれて半年の5歳だから無理もないのだけれど、シンガリの長女がフラフラしてしまうほどである。足の力がない上に、ひとりだけ変速なしの自転車に乗っているのだから、それは当然なのであった。「もう、立ち漕ぎ出来ればいいのに!」と長女が言い出し、道々の自転車指導となった。それにしてもこの長女の思いつきは一番のヒットだったといえるだろう。「試しに立って漕いでごらんよ!」と長女が誘うと、次女は一度も失敗せずに「あ、出来た!」と立ち上がったのでありました。以降一行の進むスピードは格段に進歩したのである。
そんなこんなで、道にも迷いながら、弁天公園についたのはもう2時近くになっていた。長女一番の目的だった缶バッジはすぐに出来上がったけれど、「じゃあ帰りますか?」というわけにはいかない。目の前にはアヒルやうさぎなどの動物たちがさわってくれよといわんばかりに集合していて、その枠の中に入ろうと、こどもたちが長蛇の列になっていたのだから。すぐに妻に電話をして、2時半にはなんとか切り上げてここを出るけれど、一度家に寄っている時間はなさそうなので、学校に直接送っていくことになりそうだと告げた。
『ふれあい動物園』は60センチくらいの金網をパタパタと立てて、その中に動物たちが自由に歩いているというとても簡単なもの。並んでいたこどもたちは30名くらいごとにそこに入り、10分程度楽しめるというシステムだった。金網を立てるためにフェンスは自然ギザギザになるので、追い立てられる動物たちがそれぞれのコーナーに集まり、なかなか便利であった。ちょうど30分くらいで一区切りついたので、「じゃあ帰りましょう~♪」と相成った。保育園の友達が沢山来ていた次女はやや不満そうだったけれど、一人で置き去りにするわけにはいかないのであります。
やっとのことで、3時少し前に学校について、次女に「じゃあ僕たちは帰ってお昼寝しようか?」と誘うと、彼女は「私も絶対出る!」という。安全のことを考えながらご近所を歩くだけだから面白くないよ!と一応言ってはみたが、本人が「楽し~ぃ!」というのだから仕方ない。次女はお昼寝が大嫌いなのであります(まあこどもはみんなそうか…)。結局少し寒くなってきたので僕だけ次女の上着を取りに家に帰ることにして、ふたりを学校に残して一度戻った。家にはまだ妻がグズグズしていたので、よほど彼女にお任せしようかと思ったのだけれど、帰りがけすれ違ったPTAのおかあさんに「あれ、金子さんは今日こられないのですか?」と声をかけられて、「あ、一度家に戻ってすぐにいきま~す」なんて返事をしてしまった手前少し気まずい。まさかまだ妻が家に残っているなんて、想像していなかったのであった。
というわけで、とうとう学校のイベントにも参加することになってしまった僕なのです。(続く…)
昨晩(というかすでに今朝だけど…)寝たのは確か1時くらいだったから、3時間弱しか眠っていないことになる。こりゃまた不眠症でもはじまったかな?さて、昨日の話の続きをしましょう。妻から午後の予定を告げられたのが朝ごはんを終えた9時くらいのことだったから、本当は準備するための時間はしっかりあったはずだったのだけれど、あまり本気で聞いていなかった(というか本当に行きたくはなかったのだ)ので、お昼ご飯を早めに用意し始めるでもなく、ランチのラーメンを作り出したのは、ちょうど12時頃だった。妻とこどもたちは、春のために購入した球根と園芸用の土と格闘していてとても楽しそうだったし、特にイベントなんか行かなくてもいいのでは?という気配に僕にはみえていたのです。
しかし、期待していることって大抵あまいものである。12時に部屋に戻ってきた妻たちは「まだお昼ご飯つくってないの?」という態度であった。だってラーメンなんて戻ってきてから作るしかないじゃぁないか。と言い訳しつつ、10分くらいでランチをつくってたべはじめると、妻が「バッジの写真、選んだ?」と不吉なことを言い出した。どうやら長女が是非にと思っているコーナーが『自分だけの缶バッジをつくろう!』という奴だったらしく、その制作用に写真のコピーを切り抜かずに持ってくるということが必須であるとのことであった。作品は当日現地でのお絵かきでも良いとのことであったが、『早帰り』を目指している我らとしては、そこで時間を使うことはとても危険なので、是非事前に写真を用意しておいてほしいというのが、妻の言い分である(ごもっとも!)。「それなら、携帯の待ち受け画面につかっていた写真がいろいろとってあるから、そこから見繕うことにしましょう」と簡単な提案をし、その場でみんなで写真を選んだ。しかし、倍率をあわせてプリントしている時間は少しもったいない感じだったので、駅前のフジフィルムによって写真を焼いてもらって、それをコンビニでカラーコピーすることにした。倍率もその場で自由に選べるから、そのほうが簡単である。というわけで、こどもたちふたりを連れて家をでたのが、12時半くらいのことでありました。
写真のカラーコピーを2種類のサイズで作って近所のコンビニをでたのがちょうど1時頃だったので、特に手際が悪かったというわけではないのだけれど、1時には現地についていたかった身としては大きな遅れであることは確かだ。弁天公園は初めて行く場所だったので、僕が先頭で道をリードすることにし、次女が2番手、長女をシンガリに指名して出発、3台の自転車を連ねてまずは次女の保育園(明大前)を目指した。しばらく走ると次女が「喉がかわいた!」という。なんでさっきのコンビニで言わないんだよと思いつつも、いきなり我慢させるのもかわいそうなので、再度途中のコンビニに立ち寄る。いつもは、ふたりで飲めるような飲み物を一種類選ばせるのだけれど(ひとりで一本はこどもたちにはちょっと多いのだ)、昨日はふたりそれぞれの好きな飲み物を与えた。もちろん時間がもったいなかったからである。それにしても次女の自転車は遅い。まあまだ補助輪がとれて半年の5歳だから無理もないのだけれど、シンガリの長女がフラフラしてしまうほどである。足の力がない上に、ひとりだけ変速なしの自転車に乗っているのだから、それは当然なのであった。「もう、立ち漕ぎ出来ればいいのに!」と長女が言い出し、道々の自転車指導となった。それにしてもこの長女の思いつきは一番のヒットだったといえるだろう。「試しに立って漕いでごらんよ!」と長女が誘うと、次女は一度も失敗せずに「あ、出来た!」と立ち上がったのでありました。以降一行の進むスピードは格段に進歩したのである。
そんなこんなで、道にも迷いながら、弁天公園についたのはもう2時近くになっていた。長女一番の目的だった缶バッジはすぐに出来上がったけれど、「じゃあ帰りますか?」というわけにはいかない。目の前にはアヒルやうさぎなどの動物たちがさわってくれよといわんばかりに集合していて、その枠の中に入ろうと、こどもたちが長蛇の列になっていたのだから。すぐに妻に電話をして、2時半にはなんとか切り上げてここを出るけれど、一度家に寄っている時間はなさそうなので、学校に直接送っていくことになりそうだと告げた。
『ふれあい動物園』は60センチくらいの金網をパタパタと立てて、その中に動物たちが自由に歩いているというとても簡単なもの。並んでいたこどもたちは30名くらいごとにそこに入り、10分程度楽しめるというシステムだった。金網を立てるためにフェンスは自然ギザギザになるので、追い立てられる動物たちがそれぞれのコーナーに集まり、なかなか便利であった。ちょうど30分くらいで一区切りついたので、「じゃあ帰りましょう~♪」と相成った。保育園の友達が沢山来ていた次女はやや不満そうだったけれど、一人で置き去りにするわけにはいかないのであります。
やっとのことで、3時少し前に学校について、次女に「じゃあ僕たちは帰ってお昼寝しようか?」と誘うと、彼女は「私も絶対出る!」という。安全のことを考えながらご近所を歩くだけだから面白くないよ!と一応言ってはみたが、本人が「楽し~ぃ!」というのだから仕方ない。次女はお昼寝が大嫌いなのであります(まあこどもはみんなそうか…)。結局少し寒くなってきたので僕だけ次女の上着を取りに家に帰ることにして、ふたりを学校に残して一度戻った。家にはまだ妻がグズグズしていたので、よほど彼女にお任せしようかと思ったのだけれど、帰りがけすれ違ったPTAのおかあさんに「あれ、金子さんは今日こられないのですか?」と声をかけられて、「あ、一度家に戻ってすぐにいきま~す」なんて返事をしてしまった手前少し気まずい。まさかまだ妻が家に残っているなんて、想像していなかったのであった。
というわけで、とうとう学校のイベントにも参加することになってしまった僕なのです。(続く…)
by kenzo_stsk
| 2012-11-04 05:10
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