2005年 12月 09日
商業者協議会 |
商業者協議会が立ち上がった。
かわらばん(007号)や“Save the 下北沢”のメールマガジンでもニュースとして伝えたことだが、商業者たちが結束して行政に対する計画見直しの要望書を提出しようというプロジェクトがはじまった。30年来シモキタでお店を営むジャズバーLADY JANEのオーナー大木雄高さんとMOTHERの山崎千鶴子さんが中心だ。これは“Save the 下北沢”が街にかわらばんを配布し、今回の計画の情報提供をしていくなかで、危機感を共有してくださった店主さんたちが自主的に声をかけながら立ち上がってくれたことを意味する。これにより私たちを含めた多くの下北沢の将来を危惧する運動が立ち上がる中でも、「大方の地元は賛成している」という根拠だけで、計画の見直しに手をつけようとしなかった世田谷区の今後の動向が注目されるところだ。声掛けを開始したばかりの段階で、賛同を表明してくれたお店はすでに200に手をかけようとしているらしい。すごいことになってきたなぁと思う。
いままで区は道路計画と駅前再開発に関わる一部の権利者のみにしか、その意向をうかがうことをせずに、地元の賛成を得ているとしてきた。しかし、シモキタでお店を構えることに夢を描いてやってきた多くのテナントオーナーたちも立派な街の当事者たちである。是非ひとりでも多くの店主さんたちが、この問題を自分の将来のこととして、切実に考えてほしいと願っている。
期待と夢を模索するプロジェクトが動き出したことで、意気あがる下北沢というわけだが、少し危惧していることもある。今まで区の計画を推し進める上で「楯」とされてきた懇談会の方たちがこの動きに乗れないのではないか?という心配である。僕たちはかわらばんを分け隔てなく全店配布してきたわけだし、商業者協議会もみんなに声をかけようとしているようなのだが、彼らはこの動きを、自分たちのして来たことを否定する運動としてしかとらえられないのではないかという気がする。僕個人としては、懇談会が区に敷かれたレールの上で、どれだけシモキタのことを想いながらがんばってきたかをよくわかっているつもりだし、彼らが誠実に街にむきあってきたことに感謝している。
彼らをも含め、本当の意味での「商業者協議会」に育つことに期待している。
かわらばん(007号)や“Save the 下北沢”のメールマガジンでもニュースとして伝えたことだが、商業者たちが結束して行政に対する計画見直しの要望書を提出しようというプロジェクトがはじまった。30年来シモキタでお店を営むジャズバーLADY JANEのオーナー大木雄高さんとMOTHERの山崎千鶴子さんが中心だ。これは“Save the 下北沢”が街にかわらばんを配布し、今回の計画の情報提供をしていくなかで、危機感を共有してくださった店主さんたちが自主的に声をかけながら立ち上がってくれたことを意味する。これにより私たちを含めた多くの下北沢の将来を危惧する運動が立ち上がる中でも、「大方の地元は賛成している」という根拠だけで、計画の見直しに手をつけようとしなかった世田谷区の今後の動向が注目されるところだ。声掛けを開始したばかりの段階で、賛同を表明してくれたお店はすでに200に手をかけようとしているらしい。すごいことになってきたなぁと思う。
いままで区は道路計画と駅前再開発に関わる一部の権利者のみにしか、その意向をうかがうことをせずに、地元の賛成を得ているとしてきた。しかし、シモキタでお店を構えることに夢を描いてやってきた多くのテナントオーナーたちも立派な街の当事者たちである。是非ひとりでも多くの店主さんたちが、この問題を自分の将来のこととして、切実に考えてほしいと願っている。
期待と夢を模索するプロジェクトが動き出したことで、意気あがる下北沢というわけだが、少し危惧していることもある。今まで区の計画を推し進める上で「楯」とされてきた懇談会の方たちがこの動きに乗れないのではないか?という心配である。僕たちはかわらばんを分け隔てなく全店配布してきたわけだし、商業者協議会もみんなに声をかけようとしているようなのだが、彼らはこの動きを、自分たちのして来たことを否定する運動としてしかとらえられないのではないかという気がする。僕個人としては、懇談会が区に敷かれたレールの上で、どれだけシモキタのことを想いながらがんばってきたかをよくわかっているつもりだし、彼らが誠実に街にむきあってきたことに感謝している。
彼らをも含め、本当の意味での「商業者協議会」に育つことに期待している。
by kenzo_stsk
| 2005-12-09 18:48
| ・下北沢問題