2005年 12月 12日
シモキタに足りないもの |
友人と会うために年末の吉祥寺にでかけた。
夜の吉祥寺を歩いていると、頻繁にカラオケ屋や飲み屋のポン引きに声をかけられる。「そういえば、シモキタではこんな目にあわないなぁ」と思う。それが落ち着いて歩ける良い街といっていいのか、商業的に今一歩な状態というべきなのかはわからない。なぜ、シモキタにはポン引きが少ないのか、一度調べてみようと思う。
最近、「商業者協議会」のことで、いろいろなお店の方とお話する機会が多い。特に印象にのこったのはカルディのおばさまと話をしたときのことだ。彼女は南口のダイエー脇に出店したことで、あの近辺に人の流れを作ることが出来、街の発展に寄与したといわれた。そして北口駅前に出店したことも、自分の店の利益だけのためではなく、北口方面全体のことを考えて、出店するべきだと思ったという。ひとつのお店が街を変えていけると確信し、そんな高い理想をもって店を営む行為は美しいと思う。
最近のシモキタでは店の入れ替わりがより激しくなってきたという印象がある。お店の家賃が高すぎて、継続していくことがむずかしいことが原因なのだろう。そんな競争のなかで、生き残って行く店が、街をより理想的な状態に変えていくのかというとそうとも思えない。同じような店が競争を繰り返し、本当に欲しいタイプの店が出店されることが少ないようにも思う。
たとえば、こんなにもデザイナーが多く住んでいる街なのに、画材の専門店がない。パジャマを買いたいと思っても、扱っている店が少ないなど、数え上げればきりがないのだ。経済競争だけにまかせていては、暮らしやすい街ができないならば、街を俯瞰で眺めて、本当にこの街に必要なものを戦略的に取り込むプロデューサーのような仕事が必要なのかもしれないと考えている。
夜の吉祥寺を歩いていると、頻繁にカラオケ屋や飲み屋のポン引きに声をかけられる。「そういえば、シモキタではこんな目にあわないなぁ」と思う。それが落ち着いて歩ける良い街といっていいのか、商業的に今一歩な状態というべきなのかはわからない。なぜ、シモキタにはポン引きが少ないのか、一度調べてみようと思う。
最近、「商業者協議会」のことで、いろいろなお店の方とお話する機会が多い。特に印象にのこったのはカルディのおばさまと話をしたときのことだ。彼女は南口のダイエー脇に出店したことで、あの近辺に人の流れを作ることが出来、街の発展に寄与したといわれた。そして北口駅前に出店したことも、自分の店の利益だけのためではなく、北口方面全体のことを考えて、出店するべきだと思ったという。ひとつのお店が街を変えていけると確信し、そんな高い理想をもって店を営む行為は美しいと思う。
最近のシモキタでは店の入れ替わりがより激しくなってきたという印象がある。お店の家賃が高すぎて、継続していくことがむずかしいことが原因なのだろう。そんな競争のなかで、生き残って行く店が、街をより理想的な状態に変えていくのかというとそうとも思えない。同じような店が競争を繰り返し、本当に欲しいタイプの店が出店されることが少ないようにも思う。
たとえば、こんなにもデザイナーが多く住んでいる街なのに、画材の専門店がない。パジャマを買いたいと思っても、扱っている店が少ないなど、数え上げればきりがないのだ。経済競争だけにまかせていては、暮らしやすい街ができないならば、街を俯瞰で眺めて、本当にこの街に必要なものを戦略的に取り込むプロデューサーのような仕事が必要なのかもしれないと考えている。
by kenzo_stsk
| 2005-12-12 15:04