2015年 11月 27日
和解勧告 |
昨日、家のポストに「まもれシモキタ!通信」の38号が届いた。
今回の目玉は東京地裁の増田裁判長より「話し合いの道を探りたい」と和解勧告を行う姿勢が示されたこと。10月30日におこなわれた第37回口頭弁論において裁判長からそのような発言があり、直接の事業者である東京都と世田谷区の代理人たちもこれに追随する姿勢をしめしているのだという。
この裁判、近年は訴訟の内容が東京都の都市計画全般に対する緑化計画の取りやめに関してなど、下北沢の一都市計画道路の話にしてはどこまでも大風呂敷を拡げた状態が続き、一体いつまでこの訴訟は続くのでしょうと、ほとんど僕の生きている間には決着つかないんじゃないだろうかとあきらめ始めていたところだったので、今回のことは正直驚いた。通信でも関係者が胸を張っているように、「日本の都市計画行政の在り方を自体を厳しく問い詰めてきた結果」であるというのもその通りなのだろう。内閣の承認を必要としたはずであった旧法の規定に違反して決めてしまっているということを合法で決着をつけることはできないし、だからといって現在の日本の都市計画全般にまで影響をおよぼすような判決を下すわけにもいかないということなのかもしれない。
もちろんどのような決着をつけましょうという勧告が示されるのかは今後のことなので、まだ喜ぶには早いけれども、下北沢の都市計画工事が完了する前に、和解の道が示されそうな気配を素直に歓迎したいと思う。
今回の目玉は東京地裁の増田裁判長より「話し合いの道を探りたい」と和解勧告を行う姿勢が示されたこと。10月30日におこなわれた第37回口頭弁論において裁判長からそのような発言があり、直接の事業者である東京都と世田谷区の代理人たちもこれに追随する姿勢をしめしているのだという。
この裁判、近年は訴訟の内容が東京都の都市計画全般に対する緑化計画の取りやめに関してなど、下北沢の一都市計画道路の話にしてはどこまでも大風呂敷を拡げた状態が続き、一体いつまでこの訴訟は続くのでしょうと、ほとんど僕の生きている間には決着つかないんじゃないだろうかとあきらめ始めていたところだったので、今回のことは正直驚いた。通信でも関係者が胸を張っているように、「日本の都市計画行政の在り方を自体を厳しく問い詰めてきた結果」であるというのもその通りなのだろう。内閣の承認を必要としたはずであった旧法の規定に違反して決めてしまっているということを合法で決着をつけることはできないし、だからといって現在の日本の都市計画全般にまで影響をおよぼすような判決を下すわけにもいかないということなのかもしれない。
もちろんどのような決着をつけましょうという勧告が示されるのかは今後のことなので、まだ喜ぶには早いけれども、下北沢の都市計画工事が完了する前に、和解の道が示されそうな気配を素直に歓迎したいと思う。
by kenzo_stsk
| 2015-11-27 17:07
| ・下北沢問題