2006年 01月 29日
商業者たち |
この二日間、シモキタでは天狗祭りがおこなわれた。
威勢づけの太鼓や掛け声と共に、大天狗を中心に七福神などの装束をつけた面々が商店街を練り歩く。後ろからは多くの子供たちがついて歩き、なかなか楽しいイベントである。この節分のお祭り、以前は下北沢の商店会が一同で取り組むお祭りだったのだが、今年は南口商店会は不参加を表明したという。細かい事情を知らずに不参加を批判するつもりはない。ただ、戦前からつづいてきたお祭り(今年で73回目を迎えると聞いた)を、みんなで祝えなくなったことを、とても残念に思う。このお祭りに限らず、南側と北側の商店会があまり仲が良くないという噂を、いたるところで聞くようになった。
下北沢には5つの商店会がある。とても多くのお店がある街なので、5つにわかれていることが果たして適正なことなのか、どのような経緯や歴史をもってこのような形態になっていったのかはよく知らない。しかし、主催するイベントの数や特色などから、各商店会の会費もそれぞれ別だという。また、最近は商店会に加入していない商店主なども多く、そのことも商店会の大きな問題になっていると聞いている。
今回「商業者協議会」がたちあがった時、商店会の面々で彼らにどう対応するか、話し合いが持たれ、「商店会に加盟するなら、話し合いにいれてあげても良いのではないか?」という会員の方がいたという噂をきいた。(ちなみに商業者協議会500余名の商店会加盟率は20%)どういう話の流れの中でこのような発言となったのか、現地にいたわけではないので、詳しくはわからないが、街の都市計画を考える場と、商店会への参加不参加の問題を切り分けて考えることもできないようでは困るし、それが「懇談会」の実態だとしたら、私はその団体にシモキタの将来を託すのは嫌である。そのような気分にさせるような組織運営しかしてこなかった行政にも、大きな責任があると私は思う。
下北沢には5つの商店会がある。とても多くのお店がある街なので、5つにわかれていることが果たして適正なことなのか、どのような経緯や歴史をもってこのような形態になっていったのかはよく知らない。しかし、主催するイベントの数や特色などから、各商店会の会費もそれぞれ別だという。また、最近は商店会に加入していない商店主なども多く、そのことも商店会の大きな問題になっていると聞いている。
今回「商業者協議会」がたちあがった時、商店会の面々で彼らにどう対応するか、話し合いが持たれ、「商店会に加盟するなら、話し合いにいれてあげても良いのではないか?」という会員の方がいたという噂をきいた。(ちなみに商業者協議会500余名の商店会加盟率は20%)どういう話の流れの中でこのような発言となったのか、現地にいたわけではないので、詳しくはわからないが、街の都市計画を考える場と、商店会への参加不参加の問題を切り分けて考えることもできないようでは困るし、それが「懇談会」の実態だとしたら、私はその団体にシモキタの将来を託すのは嫌である。そのような気分にさせるような組織運営しかしてこなかった行政にも、大きな責任があると私は思う。
by kenzo_stsk
| 2006-01-29 20:38