2017年 11月 23日
リ・サーチ |
北沢PR戦略会議に新しい部会が立ち上がった
新しい部会の名前は「リ・サーチ部会」。下北沢の町の人口構成や高齢化率、外人率などを数値データ化し、町の本当の姿を浮彫りにしようという企画である。これによって下北沢の町を将来どのように育てていくべきかの指標ができることが期待され、今後エリアマネージメントを考える上での土台になってくれるのではと思う。
下北沢の町は今、いやそれは日本全国で抱える共通の悩みだろうと思うけれど、高齢化がじわじわと進んでいる。散歩をしていると、サポートする人がつきながらゆっくりと散歩している高齢者をみる機会が増えた。
高齢者問題を語るとき、そのサポートの仕方について語ることが多い。だがどうだろうか。ただ、支えなければならない要保護者としてしか高齢者が生きられないとしたら、それはとても不幸なことだし、支える側の若者たちから厄介者としての視線を受けながらやっていくことはとてもつらいだろうと思う。僕は高齢者がきちんと収入の方法を得てお金を稼ぎ、大威張りで町でお金を使って経済活動に参加するような社会にならなければ、本当の意味での生きやすい社会はできないだろうと思っている。下北沢の町は幸運なことに海外からのお客さんが多い町なので、それらの宿泊施設を高齢者の家を改造しながら提供することができるのではないだろうか。
新しい下北沢の町のモデルをゆっくりと組み立てていきたい。
by kenzo_stsk
| 2017-11-23 13:21
| ・下北沢問題