2017年 12月 07日
世田谷コミュニティ財団 |
寄付金の振込みに行った 振込み先は「世田谷コミュニティ財団設立準備会」。8年前の京都を皮切りに、今全国で一斉に設立が相次いでいるコミュニティ財団の世田谷版をつくりたいという人たちの集まりである。現在日本全国のコミュニティ財団は16組織(世田谷のように準備中のものも数えると25組織)あり、その一つであるともいえる。その分布を全国コミュニティ財団のホームページからみてみると、北海道から沖縄まで全国津々浦々の団体があるようだ。区の規模で設立準備に入っているのは世田谷区だけにみえる。別途「東京コミュニティ財団」というのが麹町にあるけどね。
社会問題の解決を目指す市民コミュニティをサポートする組織として、現在世田谷区には「公益信託 世田谷まちづくりファンド」という組織があり、今も市民団体の立ち上げ資金の助成などをしているのだが、その原資の大元は行政からの助成によっていて、近年の自治体の資金難によりその助成が近々打ち切られることになりそうだということで、別途新しい組織の設立が急がれているという状況らしい。
僕自身は地域活動のためにファンドのサポートを受けたことはないのだけれど、市民団体が組織を立ち上げるためには、どうしても必要最低限の準備金が必要だということはよくわかる。まちづくり活動が活発な世田谷区には是非必要な組織であるといえそうだ。
まだどんな事業展開をしていくのか、具体的な詳細はみえていないのだけれど、とりあえず「こんな組織運営をしてほしい!」ということを真面目に考えたいし発言もしたいので、その権利を得るためと思って設立のための寄付をしてみたというわけ。
一万円なんて忘年会なら一晩で消えてしまう程度の微々たるものだけれど、もしこの声が聞こえたら是非「世田谷コミュニティ財団」について一瞬考えてみてほしい。
by kenzo_stsk
| 2017-12-07 17:08
| ■社会