2007年 03月 15日
わりばし模型 |
昨日、池之上小学校のBOPで講座をやった。
テーマは「わりばしで模型をつくる」。放課後を学校で過す子供たちのために、「住」に関する講座をしてほしいという声が掛かったことは以前このブログでも紹介したが、今回のはその第一回ということになる。
当初は日頃仕事でつくっているような「住宅模型」をつくるという企画を考えていたのだったが、BOPの先生から「せっかくつくるのならば、廃材などを集めて本当に人が入れる家をつくる企画を一年くらいかけてやるのはどうだ?」という提案がなされた。それならば、結局は木工になるのだろうから、その基礎を養うという意味で、わりばしと輪ゴムと使って、家のフレームを組み立ててみるような講座をしてみたという流れである。
「まあ5人も集まれば上出来かな?」といわれていたので、こちらもそのつもりでいたら、なんと集まったのは17人。一年かけて本物をつくるという高い目標に惹かれて、多くの子供たちが集まった。わりばしを組み合わせながら、輪ゴムでしばっていくだけという単純さが良かったのか、子供たちは1時間を越える時間、かなり集中して模型をつくっていた。「ここは僕の部屋、先生の部屋も作ってあげるね」とか、かなり具体的に考えている子もいて、見ているだけでも楽しい。講座が終わってからも、断面図をスケッチして「これどう?」と見せに来る子もいた。電池でピコピコいうおもちゃが転がっていることが、子供のいる家ではあたりまえの昨今だけれど、こんな簡単なものでも夢中になって遊ぶのだということがわかって少し安心した。
最後に簡単なスライドをみせて、家の歴史や成り立ちがわかる15分程度の話をする。模型を作ったあとだからか、とても集中して話を聞いてくれた。遺跡跡などから上に建っていた建物を想像してつくる話や、建物の形が変わると中の環境がどうかわるか?などを質問を交えながら話した。
わりばしは下北沢の「お好み焼き・せっちゃん」でもらった5日間分の廃材。毎日夕方のお店がはじまる時間に伺って頂き、家で洗って干した。環境を大切にする気持ちを伝えたいと考えたからだ。一日で終わるはずの講座が、一年と大幅に延長されたわけだけれども、あまりない機会でもあるし、楽しみながら続けていきたいと思う。
テーマは「わりばしで模型をつくる」。放課後を学校で過す子供たちのために、「住」に関する講座をしてほしいという声が掛かったことは以前このブログでも紹介したが、今回のはその第一回ということになる。
当初は日頃仕事でつくっているような「住宅模型」をつくるという企画を考えていたのだったが、BOPの先生から「せっかくつくるのならば、廃材などを集めて本当に人が入れる家をつくる企画を一年くらいかけてやるのはどうだ?」という提案がなされた。それならば、結局は木工になるのだろうから、その基礎を養うという意味で、わりばしと輪ゴムと使って、家のフレームを組み立ててみるような講座をしてみたという流れである。
「まあ5人も集まれば上出来かな?」といわれていたので、こちらもそのつもりでいたら、なんと集まったのは17人。一年かけて本物をつくるという高い目標に惹かれて、多くの子供たちが集まった。わりばしを組み合わせながら、輪ゴムでしばっていくだけという単純さが良かったのか、子供たちは1時間を越える時間、かなり集中して模型をつくっていた。「ここは僕の部屋、先生の部屋も作ってあげるね」とか、かなり具体的に考えている子もいて、見ているだけでも楽しい。講座が終わってからも、断面図をスケッチして「これどう?」と見せに来る子もいた。電池でピコピコいうおもちゃが転がっていることが、子供のいる家ではあたりまえの昨今だけれど、こんな簡単なものでも夢中になって遊ぶのだということがわかって少し安心した。
最後に簡単なスライドをみせて、家の歴史や成り立ちがわかる15分程度の話をする。模型を作ったあとだからか、とても集中して話を聞いてくれた。遺跡跡などから上に建っていた建物を想像してつくる話や、建物の形が変わると中の環境がどうかわるか?などを質問を交えながら話した。
わりばしは下北沢の「お好み焼き・せっちゃん」でもらった5日間分の廃材。毎日夕方のお店がはじまる時間に伺って頂き、家で洗って干した。環境を大切にする気持ちを伝えたいと考えたからだ。一日で終わるはずの講座が、一年と大幅に延長されたわけだけれども、あまりない機会でもあるし、楽しみながら続けていきたいと思う。
by kenzo_stsk
| 2007-03-15 16:07
| ・子供たちの家