2008年 09月 14日
SHIMOKITA VOICE 08 を振り返る |
久しぶりに“Save the 下北沢”の勉強会にでた。
「今年のSHIMOKITA VOICE 08 を振り返ってみよう」というテーマに興味があった。今回はどうも大切な瞬間を見逃したようなので、どんな議論がでたのかを確認する必要を感じたのだ。
もちろん全部の議論を見直す時間はない訳だけれど、昨日見返してみたのは、オープニングシンポとシンポジウム03「シモキタ・クラッシュ」。こういうのを結論から言ってしまうのはどうかとも思うけれど、今回のシンポで一番話題になったのはオープニングのマエキタミヤコ (「サステナ」代表)さんのコメントの中で登場した、わかりやすいキャッチコピーを提示して、運動の入口の敷居をもっと下げるのはどうか?(そのとき彼女の提示したコピーは「LOW is BEAUTIFUL」だった)という提案をどう感じたかということに尽きるのではないだろうか。
これを聞いての反応はどうやら人それぞれ。僕にはMOTHERの山崎千鶴子さんがそれに対して「共通のキャッチとかを考えるってこと自体がなんか気持ち悪い」という意見(まだご本人にきちんと発言の意図を確認したわけではないので、今後聞いてみたい)がすごく下北沢っぽい感じがして納得した。僕的には“LOW”という言葉の善し悪しよりも、一方で「下北沢の魅力は多様性にある」というようなことも言っている癖に、ひとつのテーゼで運動を括ることにどうも嘘っぽさを感じると思っていたので、ほぼ山崎さんと同じ意見なのかもしれない。でも「多様性」という言葉はあまりにも茫漠としすぎていて、キャッチコピーにはならないだろう。そういうとらえどころのない言葉を、敢えてキャッチとしてつかって進んでいくというまでの覚悟があれば、それはそれで面白いとは思うけれども。
まだまだ、このテーマは掘り下げる価値があることのように思うので、今後の勉強会での議論に注目したい。
※そういえば、ライブ「夏の課題01」でやられたはずのよしもとばななさんからのメッセージ朗読もまだみてなかった。まだまだ、やり残している夏の宿題はあるようです。
昨晩は30代を迎えたメンバーの一人であるダイゴくんへのサプライズケーキなんかも登場して、とても和やかな会だった。木村和穂くんの就職先が決まったという、こちらもお祝いすべきできごともあったし。シモキタ問題のようなことがなければ、決してめぐり合うことのなかったこういう若者たちと、立派に中年である僕ら世代が、なんの垣根もなく議論したり、お誕生会をしたりできるような環境ができたことは、それだけで嬉しいことだ。
「今年のSHIMOKITA VOICE 08 を振り返ってみよう」というテーマに興味があった。今回はどうも大切な瞬間を見逃したようなので、どんな議論がでたのかを確認する必要を感じたのだ。
もちろん全部の議論を見直す時間はない訳だけれど、昨日見返してみたのは、オープニングシンポとシンポジウム03「シモキタ・クラッシュ」。こういうのを結論から言ってしまうのはどうかとも思うけれど、今回のシンポで一番話題になったのはオープニングのマエキタミヤコ (「サステナ」代表)さんのコメントの中で登場した、わかりやすいキャッチコピーを提示して、運動の入口の敷居をもっと下げるのはどうか?(そのとき彼女の提示したコピーは「LOW is BEAUTIFUL」だった)という提案をどう感じたかということに尽きるのではないだろうか。
これを聞いての反応はどうやら人それぞれ。僕にはMOTHERの山崎千鶴子さんがそれに対して「共通のキャッチとかを考えるってこと自体がなんか気持ち悪い」という意見(まだご本人にきちんと発言の意図を確認したわけではないので、今後聞いてみたい)がすごく下北沢っぽい感じがして納得した。僕的には“LOW”という言葉の善し悪しよりも、一方で「下北沢の魅力は多様性にある」というようなことも言っている癖に、ひとつのテーゼで運動を括ることにどうも嘘っぽさを感じると思っていたので、ほぼ山崎さんと同じ意見なのかもしれない。でも「多様性」という言葉はあまりにも茫漠としすぎていて、キャッチコピーにはならないだろう。そういうとらえどころのない言葉を、敢えてキャッチとしてつかって進んでいくというまでの覚悟があれば、それはそれで面白いとは思うけれども。
まだまだ、このテーマは掘り下げる価値があることのように思うので、今後の勉強会での議論に注目したい。
※そういえば、ライブ「夏の課題01」でやられたはずのよしもとばななさんからのメッセージ朗読もまだみてなかった。まだまだ、やり残している夏の宿題はあるようです。
昨晩は30代を迎えたメンバーの一人であるダイゴくんへのサプライズケーキなんかも登場して、とても和やかな会だった。木村和穂くんの就職先が決まったという、こちらもお祝いすべきできごともあったし。シモキタ問題のようなことがなければ、決してめぐり合うことのなかったこういう若者たちと、立派に中年である僕ら世代が、なんの垣根もなく議論したり、お誕生会をしたりできるような環境ができたことは、それだけで嬉しいことだ。
by kenzo_stsk
| 2008-09-14 09:37
| ■報道