カテゴリ:・子供たちの家 |
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2008年 12月 21日
子供たちの家のその後を見にいった。
![]() 17日(水曜日)の午後、池の上小学校に久しぶりに行きました。この前、グッドデザイン賞をもらったことを報告した、「子供たちの家」のその後のイベントがはじまったからである。今年は僕の講座が継続しているというわけではなくて、社団法人インテリアデザイン協会の方々を中心に、家に色を塗ってみようという企画をあの家をつかって展開しているというわけなのです。僕はなりゆき上、ベニヤに下塗りをする業者を紹介し、下準備のお手伝いだけをしました。 ひさしぶりに学校にいってみたら、こどもたちがみんな少しずつ大きくなっていて、「あ、模型作ってくれた人だ!(…って、ほんとは設計やったんだけどね)」って感じで、歓迎してくれました。普通の住宅の時もそうだけど、引き渡した後の建物を見にいくのって、なんとなく特別な感慨があります。建物を使ってくれている人も、そして建物自体も少しずつ僕が面倒をみていたときとは変わっているような感じというか、なんか上手く言葉にしづらいけれど、嫁に出した娘の家に行くような気分というと、わりと多くの人にイメージできる感覚かもしれません。 まあとにかく子供たちもあいかわらず元気良く、楽しいことに夢中になっていました。 ![]() まだまだこれをつかって遊ぶことは、いろいろできそうな気がします。家具作りとかやって本格的な「おままごと」をできるようにしたいなぁとちょっと思いました。
2008年 10月 20日
今年のグッドデザイン賞を受賞した。
![]() 今聞いた話なのだけれど、このブログでもなんどか紹介してきた、池の上小学校で一年間通してやってきた放課後イベントの家づくりプロジェクトが、今年のグッドデザイン賞を受賞したらしい。 出したことも聞かされていなかったので、なんかすごくひとごとで、変な感じ。 まじめに生きているとたまにはいいこともあるもんだね。
2008年 02月 22日
2/20(水)池之上小学校で一年をかけてやってきた、「子供の家」がほぼ完成した。
![]() 「果たして小学生と一緒に家なんて造れるんだろうか?」という疑問とともにはじまったプロジェクトでしたが、半年の間に子供たちは大きく成長しました。最終日である今日にいたっては、僕らが到着する前に、電動ドライバー用のバッテリーはすでに充電してあるし、わからない部分はすぐに「棟梁!」と聞きに来るし、のこぎりの使い方などもみんなずいぶんとまっすぐに切れるようになりました。 今日は、今回の企画をプロデュースしたアフタースクールの平岩さんより、楽しい当日のレポートが届きましたので、ちょっと長くなりますが、以下全文掲載します。 昨日「建築プログラム」開催しました。 いよいよ本日は屋根を乗せる日。 これでほぼ完成します。 前回校庭に下ろした家を作業部屋に戻して いざ開始! 屋根を支える木材をたてて、さぁ乗せるぞ! と・・・ 木材の長さが合ってません。 そこは棟梁の出番! 木材を切って足りない長さを調整。 建築家の金子先生も自らネジを打ち 見事屋根を乗せる準備が出来ました。 ちなみにその間、女の子チームは ハシゴのやすり&かんながけ。 ハシゴは角を丸くしとかないと痛いですよね。 ちなみに、このやすり、なぜか女の子チームを 中心にはまってしまい、 「チームやすり」が結成され、 「やすりお願い!」と呼ぶと 「ハイハイ!」と来てくれて、 「ささっ」「ごしごし」とみんなでつるつるに。 このあたりの興味のあり方は女の子ならではでしょうか。 とても頼もしい限りでした。 そして、いよいよ屋根を乗せて、 またもネジ打ち。 いつもの電動ネジ回しだけでは待ちきれず、 最後はみんなの手でネジ回し。 手でやるとなかなか固くて回らないけど、 頑張りました。 そしていよいよ屋根が固定! これでほぼ完成!としたところで本日は時間切れ。 再び家を校庭に持っていって今日は終了。 来月に総仕上げ&2Fの窓づくりをして 1年におよぶ家づくりもいよいよクライマックス。 来月は出来た家でたくさん遊んでみましょう。 本当にあと少し、みんな頑張ろう! ![]()
2007年 09月 14日
水曜日、池之上小学校BOPでのお家づくりプロジェクトの第6回。
![]() 「一年間でお家をつくろう!プロジェクト」も図面の承認を終え、いよいよ本格的な家づくりにはいった。写真は棟梁の指導でのこぎりの使い方を真剣にみている子供たちの姿。 私は設計のプロではあるけれど、大工仕事に関しては全くの素人。そこで、本格的な作業に入るにあたり、プロの大工さんに声をかけた。都合の良いことに、つい最近リタイヤした「元棟梁」が身近にいたのである。 なんの世界でもそうだと思うけれど、プロの仕事はとても美しく、またやっていることが簡単にみえるものだ。きっと余計な力がはいっていないからそうみえるのだろう。大工さんがのこぎりを引くと、材木はトウフのようにすっぱりとおとなしく整列し、椅子のがたつき程度ならば、目見当で足をきってぴたっと合わせることができる。拍手喝采。 子供たちは敬意を払うべき人とそうでない人の見分けが早い。というか、ちょっと油断するとすぐに「甘くみられる」。まだ僕なんかは「設計士の先生」と思われているから安泰だが、優しいお兄さんである放課後授業のコンサルタントさんなんかは、すでにすっかりため口である。 棟梁が材料の切り出しを指導しているうちに、僕は彼らに全体のイメージをつかんでもらうための1/5模型をつくっていた。「この人、やるな」と思わせておかないと、すぐに軽くみられるし、言うことを聞いてくれなくなったら、大工仕事は危険が多いのである。男の子たちはほんものの材木切りなどに熱中していたが、ある程度大きい女の子たちは、僕のやっていた模型作りの方に興味津々であった。きっと力仕事よりもミニチュアをつくる作業の方にひかれるのであろう。小さいときから女の子と男の子は全く違った反応をみせるので面白い。 今年度中に一坪弱の2階建てミニハウスを完成させる予定。さて、どうなることやら。
2007年 07月 13日
池之上小学校での「お家作りプロジェクト」の第4回をおこないました。
![]() 小学校の放課後におこなわれているBOPという活動時間に、地域の専門家のなにか面白い講座をやってもらおうという企画に呼ばれ、毎月一度、一年を通して、小学生にできる家作りに挑戦しています。水曜日、その第4回をおこないました。 第1回は割り箸でつくる建築模型プロジェクト、第2回はお絵かき、第3回はダンボールハウスプロジェクトと回を重ねて、今回はダンボールで作った家の公表会。単純に「つくったものを紹介して!」というのでは、面白くないかなぁと考えて、子供たちには「この家をどこに建てて、どんな風に住みたいか?まわりはどんな景色かもおしえてね。これはコンクールゴッコだから、聞いたみんなが『こんなお家に住みたいなぁ』と思わせるように紹介できたチームの勝ちです」といってみました。 20分間の作戦タイムで、子供たちが描いた『ステキなお家』が上の写真。左と中央が女の子チーム、右が男の子チームのものです。 子供たちの発表から3チームの共通の特徴は『森や畑というような自然を感じられる環境の中にあること、屋根裏部屋があること』でした。「なんで屋根裏部屋なの?高いところは見晴らしが良いのならば、2階でもいいのかな」と聞いてみると、男の子は「スペースの有効活用は大切」と答え、女の子は「誰かが襲ってきたときに、隠れることができる」とオオカミと7匹の小ヤギみたいなことを言っていました。また、女の子は外観がメルヘンチックであることが大切で、男の子は『白と黒で渋い、オヤジ風の家』がいいと言ったので、笑ってしまいました。 建物は2階建てか3階建てが多く、建てづまりな日本の住宅事情を反映しているように感じました(森の中に建てる一軒家だったら平屋で充分だろうと思ったのですが‥)。子供たちの夢がかなうような社会をつくっていけるか?それは私たち大人の責任かもしれませんね。がんばりましょう。
2007年 03月 15日
昨日、池之上小学校のBOPで講座をやった。
![]() テーマは「わりばしで模型をつくる」。放課後を学校で過す子供たちのために、「住」に関する講座をしてほしいという声が掛かったことは以前このブログでも紹介したが、今回のはその第一回ということになる。 当初は日頃仕事でつくっているような「住宅模型」をつくるという企画を考えていたのだったが、BOPの先生から「せっかくつくるのならば、廃材などを集めて本当に人が入れる家をつくる企画を一年くらいかけてやるのはどうだ?」という提案がなされた。それならば、結局は木工になるのだろうから、その基礎を養うという意味で、わりばしと輪ゴムと使って、家のフレームを組み立ててみるような講座をしてみたという流れである。 「まあ5人も集まれば上出来かな?」といわれていたので、こちらもそのつもりでいたら、なんと集まったのは17人。一年かけて本物をつくるという高い目標に惹かれて、多くの子供たちが集まった。わりばしを組み合わせながら、輪ゴムでしばっていくだけという単純さが良かったのか、子供たちは1時間を越える時間、かなり集中して模型をつくっていた。「ここは僕の部屋、先生の部屋も作ってあげるね」とか、かなり具体的に考えている子もいて、見ているだけでも楽しい。講座が終わってからも、断面図をスケッチして「これどう?」と見せに来る子もいた。電池でピコピコいうおもちゃが転がっていることが、子供のいる家ではあたりまえの昨今だけれど、こんな簡単なものでも夢中になって遊ぶのだということがわかって少し安心した。 最後に簡単なスライドをみせて、家の歴史や成り立ちがわかる15分程度の話をする。模型を作ったあとだからか、とても集中して話を聞いてくれた。遺跡跡などから上に建っていた建物を想像してつくる話や、建物の形が変わると中の環境がどうかわるか?などを質問を交えながら話した。 わりばしは下北沢の「お好み焼き・せっちゃん」でもらった5日間分の廃材。毎日夕方のお店がはじまる時間に伺って頂き、家で洗って干した。環境を大切にする気持ちを伝えたいと考えたからだ。一日で終わるはずの講座が、一年と大幅に延長されたわけだけれども、あまりない機会でもあるし、楽しみながら続けていきたいと思う。 < 前のページ次のページ >
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