2023年 08月 21日
シモキタの縁を歩く(その2) |
下北沢は駅の名前であって、住所などによる一定のエリアを示すものではない。
住居表示などで下北沢のエリアを示す場合、一番狭い中心に近い部分だけを示すのであれば、「北沢2丁目」となる。それは、北側が一番街、東側が茶沢通り、西側が鎌倉通りによって切られた逆三角形の形をしている。シモキタの中核をなす主に商業地域をさす場所なので、このエリアがシモキタに含まれるのは自明のことであろう。
一方で、もう少し広域な部分までをシモキタという言葉によって定義できるとしたら、どのエリアまでをいれることができるのだろう。今回僕が歩いたシモキタの縁はこんな感じだ。北側が井の頭通り、東側は池ノ上の駅前通りから東北沢を経由して中野通りにつながる道、南側は淡島通り、西側は環七によって区切られる地域だ。
基本的な考え方としては、
1.広い道路によって区切り、道をこえると違うエリアになると思われる道を選ぶこと。その際、次のエリアの中心と下北沢駅の中央辺りを横切る道であることが望ましい。(井の頭通り、環七通り)
2.尾根道であり、その道を超えると水の流れが逆になるような道。(池之上駅前通り、淡島通り)
この考え方で外周の長さを測ると、大方6.6キロ。面積は大体2平方キロメートル程度の広さとなった。
エリアの名称としては、北沢1丁目・2丁目・3丁目・4丁目、代田1丁目・2丁目・5丁目・6丁目、代沢3丁目・4丁目あたりを含むエリアである。
いかがでしょうか。みなさんの考えるエリアと一致しただろうか。諸説あると思うので議論のネタにしていただけたら嬉しい。
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by kenzo_stsk
| 2023-08-21 17:28
| ■都市計画