2005年 10月 04日
ブログをはじめました。 |
“Save the 下北沢”という市民活動団体の共同代表のひとり、名前は金子賢三といいます。建築設計を生業としており、現在41歳(2005年10月時点)です。
訳あってブログをはじめることになりました。理由はいろいろありますが‥何かの反対運動とか(駅前で演説したり、署名をしたりしている人たち)って、みたときどう思います?僕自身、とてもまともなことを言っているように感じて、署名をしたことも何度かはあったのだけれど、なんかあの必死さが好きになれなくて、まさか将来自分がそれをやることになるとは夢にも思っていませんでした。しかも代表なんてね。何かを強く信じて集まっている団体って、それだけでもなぜか怖くみえますよね。
だから“Save the 下北沢”をはじめたとき、声高に自分の主張を叫ぶ市民っていうやつにはなるのが絶対いやだったんです。でも多くマスコミにとりあげられるようになると、普通にインタビューを受けていても、「‥と代表の金子賢三は憤る!」とか書かれるんですね。どうやら市民活動団体の代表=怒っている人、という公式があるようです。
そんなわけで、このブログでは、僕が日々の生活の場としているシモキタで、どんな一日をおくり、何を考えたかを普通のスタンスで書いていきたいと思っています。そして一緒に活動している友人たちも含めて、とても普通の人々なのだということが伝わればうれしいと考えています。
また、僕のように建築や土木を専門にしていない人たちにとっては、「都市計画」という言葉は(たとえそれが実際には自分の生活に直接影響してくる、身近で大切な問題であるということはわかっていたとしても‥)、その専門的な言葉の響きや、印象の堅さから、「じぶんには関係のない世界のこと」として切り分けられてしまうのではないでしょうか。本来、どんな街に住みたいか?を考えることは夢のある楽しいことであり、「都市計画」という学問の本質は、それらの欲望をどのように形にしていくと良いかを専門的に突き詰めて考えてみようということだと思います。つまり「都市計画を考えるという行為」の原形は、子供がクレヨンではじめて描く絵のように、夢にあふれた行為であるべきだろうと僕は思います。
シモキタにすむひとりの建築士が考える街への想いが、そんな「都市計画」のハードルを少しでも低くすることを願っています。
追記1:2008年2月29日をもって、“Save the 下北沢”の代表を辞任しました。しかしブログは継続中です。
追記2【カテゴリ分類の考え方】
このブログは“Save the 下北沢”の代表をしていたときに、「運動の今」をオンタイムで感じられるサイトが必要ではないか?という要望に答える形で、開始された経緯があります。
そこで、その“Save the 下北沢”の運動を含めた社会運動の話を一番上に位置し、その次にやはり下北沢の都市計画問題にとって重要だと思われる「都市計画」関連のことを配置しました。以下同様に、下北沢問題に関しての重要度を基準としてならべてあります。
ただし、見学と研究に関しては、勉強的な要素が強くなることでまとめ、まだ未整理な記事も多くなるだろうことを考え、下位に位置させました。もちろん扱っている問題の重要度が低いという判断ではありません。
生活と建築に関しては、私が建築士である関係上、切り離して考えられないような日常性を含んでいるため近くに置きました。そのため、一般的には都市計画と建築は近しいカテゴリに属すると思われ、違和感を感じる方もおられるかもしれませんが、そういうわけですのでご容赦ください。
追記3【このブログの立ち位置】
あくまでもこのブログは下北沢で設計業を営む建築士の眼を通してみた個人ブログであり、“Save the 下北沢”の公式見解を発表する意図でかかれているものではありません。念のため。
訳あってブログをはじめることになりました。理由はいろいろありますが‥何かの反対運動とか(駅前で演説したり、署名をしたりしている人たち)って、みたときどう思います?僕自身、とてもまともなことを言っているように感じて、署名をしたことも何度かはあったのだけれど、なんかあの必死さが好きになれなくて、まさか将来自分がそれをやることになるとは夢にも思っていませんでした。しかも代表なんてね。何かを強く信じて集まっている団体って、それだけでもなぜか怖くみえますよね。
だから“Save the 下北沢”をはじめたとき、声高に自分の主張を叫ぶ市民っていうやつにはなるのが絶対いやだったんです。でも多くマスコミにとりあげられるようになると、普通にインタビューを受けていても、「‥と代表の金子賢三は憤る!」とか書かれるんですね。どうやら市民活動団体の代表=怒っている人、という公式があるようです。
そんなわけで、このブログでは、僕が日々の生活の場としているシモキタで、どんな一日をおくり、何を考えたかを普通のスタンスで書いていきたいと思っています。そして一緒に活動している友人たちも含めて、とても普通の人々なのだということが伝わればうれしいと考えています。
また、僕のように建築や土木を専門にしていない人たちにとっては、「都市計画」という言葉は(たとえそれが実際には自分の生活に直接影響してくる、身近で大切な問題であるということはわかっていたとしても‥)、その専門的な言葉の響きや、印象の堅さから、「じぶんには関係のない世界のこと」として切り分けられてしまうのではないでしょうか。本来、どんな街に住みたいか?を考えることは夢のある楽しいことであり、「都市計画」という学問の本質は、それらの欲望をどのように形にしていくと良いかを専門的に突き詰めて考えてみようということだと思います。つまり「都市計画を考えるという行為」の原形は、子供がクレヨンではじめて描く絵のように、夢にあふれた行為であるべきだろうと僕は思います。
シモキタにすむひとりの建築士が考える街への想いが、そんな「都市計画」のハードルを少しでも低くすることを願っています。
追記1:2008年2月29日をもって、“Save the 下北沢”の代表を辞任しました。しかしブログは継続中です。
追記2【カテゴリ分類の考え方】
このブログは“Save the 下北沢”の代表をしていたときに、「運動の今」をオンタイムで感じられるサイトが必要ではないか?という要望に答える形で、開始された経緯があります。
そこで、その“Save the 下北沢”の運動を含めた社会運動の話を一番上に位置し、その次にやはり下北沢の都市計画問題にとって重要だと思われる「都市計画」関連のことを配置しました。以下同様に、下北沢問題に関しての重要度を基準としてならべてあります。
ただし、見学と研究に関しては、勉強的な要素が強くなることでまとめ、まだ未整理な記事も多くなるだろうことを考え、下位に位置させました。もちろん扱っている問題の重要度が低いという判断ではありません。
生活と建築に関しては、私が建築士である関係上、切り離して考えられないような日常性を含んでいるため近くに置きました。そのため、一般的には都市計画と建築は近しいカテゴリに属すると思われ、違和感を感じる方もおられるかもしれませんが、そういうわけですのでご容赦ください。
追記3【このブログの立ち位置】
あくまでもこのブログは下北沢で設計業を営む建築士の眼を通してみた個人ブログであり、“Save the 下北沢”の公式見解を発表する意図でかかれているものではありません。念のため。
by kenzo_stsk
| 2005-10-04 10:46
| ■はじめに

