2010年 05月 22日
みどりの計画書 |
新しい制度の勉強をはじめた。
世田谷区では今年の10月1日から、確認申請と同時に「みどりの計画書」の提出が義務付けられることになる。確認申請の前段階で提出が義務付けられる上に、最終チェックも通らないと建物を引き渡せなくなるようだから、これは必修と勉強をはじめた。制度自体を良く理解していないと仕事上支障をきたすから当然のことではあるのだけれど、こういう制度が自治体ごとに違う(区独自の制度設計)のも、僕ら専門家の悩みの種ではある。
どうやら世田谷区の場合は制度設計の許される範囲内で、一番厳しい(環境重視の)選択をしているようにみえる。つまり300㎡以上の敷地に対しては、なんらかの「みどり計画」が必要になってくるようです。
しかし、こういう制度って制度自体の設計がとても難しいと思う。どこかに抜けをつくってしまうと、一斉にその抜け道をみんなが利用するようになって、逆に「みどりの破壊を促してしまうことになる」からである。今回の場合、300㎡以下の敷地に対する緑計画は義務付けられていないというのが、少し気になった。
すでに300㎡以下に細分化されてしまっている土地には、緑を増やす手立てはなかったか。まあ、制度で義務付けられなくても、自主的に緑化しないと恥ずかしくなるくらい、町の様子がかわってくると良いのだが。そのあたりはしばらく様子をみないとわからない。
世田谷区では今年の10月1日から、確認申請と同時に「みどりの計画書」の提出が義務付けられることになる。確認申請の前段階で提出が義務付けられる上に、最終チェックも通らないと建物を引き渡せなくなるようだから、これは必修と勉強をはじめた。制度自体を良く理解していないと仕事上支障をきたすから当然のことではあるのだけれど、こういう制度が自治体ごとに違う(区独自の制度設計)のも、僕ら専門家の悩みの種ではある。
どうやら世田谷区の場合は制度設計の許される範囲内で、一番厳しい(環境重視の)選択をしているようにみえる。つまり300㎡以上の敷地に対しては、なんらかの「みどり計画」が必要になってくるようです。
しかし、こういう制度って制度自体の設計がとても難しいと思う。どこかに抜けをつくってしまうと、一斉にその抜け道をみんなが利用するようになって、逆に「みどりの破壊を促してしまうことになる」からである。今回の場合、300㎡以下の敷地に対する緑計画は義務付けられていないというのが、少し気になった。
すでに300㎡以下に細分化されてしまっている土地には、緑を増やす手立てはなかったか。まあ、制度で義務付けられなくても、自主的に緑化しないと恥ずかしくなるくらい、町の様子がかわってくると良いのだが。そのあたりはしばらく様子をみないとわからない。
by kenzo_stsk
| 2010-05-22 05:44
| ■建築