2005年 10月 06日
伝えること |
昨日も今日も下北沢は雨模様だ。
最近雨の日には必ず聴くアルバムがある。それは曽我部恵一さんが下北沢の街のためにつくってくれたsketch of shimokitazawa。ご本人が「ゆるくてフリーターが多い今の下北沢に似合うようなアルバムをつくろうと思った」というとおり、全編ゆったりとしてメロウな感じが漂っており、それが雨の日にひとりの部屋で聴くにはとても良い。
実はこのアルバムを最初に聴いたとき、ひとつあわてたことがあった。それはアルバムの途中にはいっている対談風ナレーション(曽我部さんとROSEにいる小鳥のチーコさん)で「道路が出来るとこの事務所もなくなりますからね‥」といっているのを聞いたからだ。曽我部さんのオフィスROSE RECORDSはこの道路予定地上にはない。曽我部さんが道路に反対するモチベーションの大元が当人の勘違いだったらどうしよう!というのがそのあわてた理由である。
それはすぐに思い過ごしだということがわかり、僕も胸をなでおろしたのだったが、この前の飲み会の席で、曽我部さん本人に「ROSEが道路でつぶれると思っていたことがあるのですか?」と質問したところ、「そのくらいの言い方をしないと僕のファンには伝わらないと思った」と彼はこともなげに言い放ったのである。さすが!ロッカーはちがうね。
代表がカリスマ性を発揮させて、その個人の資質だけで展開していくような運動を僕は望んでいないことを理由に、ずっと拒んできたブログをはじめた理由のひとつは、実はこの曽我部さんの一言にある。
※ちなみにこのアルバムで、僕の一番のお気に入りは7曲目のFRIENDS FOREVERである。今は地元をはなれている多くの友達が将来シモキタにかえってきたときに、よい街でありつづけていますように!と願いながらこの曲を聴いています。
最近雨の日には必ず聴くアルバムがある。それは曽我部恵一さんが下北沢の街のためにつくってくれたsketch of shimokitazawa。ご本人が「ゆるくてフリーターが多い今の下北沢に似合うようなアルバムをつくろうと思った」というとおり、全編ゆったりとしてメロウな感じが漂っており、それが雨の日にひとりの部屋で聴くにはとても良い。
実はこのアルバムを最初に聴いたとき、ひとつあわてたことがあった。それはアルバムの途中にはいっている対談風ナレーション(曽我部さんとROSEにいる小鳥のチーコさん)で「道路が出来るとこの事務所もなくなりますからね‥」といっているのを聞いたからだ。曽我部さんのオフィスROSE RECORDSはこの道路予定地上にはない。曽我部さんが道路に反対するモチベーションの大元が当人の勘違いだったらどうしよう!というのがそのあわてた理由である。
それはすぐに思い過ごしだということがわかり、僕も胸をなでおろしたのだったが、この前の飲み会の席で、曽我部さん本人に「ROSEが道路でつぶれると思っていたことがあるのですか?」と質問したところ、「そのくらいの言い方をしないと僕のファンには伝わらないと思った」と彼はこともなげに言い放ったのである。さすが!ロッカーはちがうね。
代表がカリスマ性を発揮させて、その個人の資質だけで展開していくような運動を僕は望んでいないことを理由に、ずっと拒んできたブログをはじめた理由のひとつは、実はこの曽我部さんの一言にある。
※ちなみにこのアルバムで、僕の一番のお気に入りは7曲目のFRIENDS FOREVERである。今は地元をはなれている多くの友達が将来シモキタにかえってきたときに、よい街でありつづけていますように!と願いながらこの曲を聴いています。
by kenzo_stsk
| 2005-10-06 11:57
| ■人物