2011年 06月 01日
激戦!運動会 |
昨日、運動会だった。
きれいに晴れた春の一日、昨日は長女の小学校(まぁ、僕の母校でもあるわけだが…)の運動会だった。週末の土日を雨にたたられたことが嘘のように、真っ青な空がそこにあった。
待ちに待ったこの日の運動会、赤白の戦いは互いに譲らずの大激戦となり、勝負は最後の大玉転がしで決まるという展開。ここまでの2年間、苦杯を飲んできた長女にとって、それははじめての勝利がかかった一番でありました。実は僕は小学校の6年間、一度も勝利できなかった口である。なので、「たかが運動会の勝ち負け」ではない重みがあることをとてもよく知っていたのである。なんか勝ってないけど…が、また負けちゃうかもになり、俺は一生勝てないのか?へと変化していく人生の苦杯って結構重いものなのであります。
勝負のかかった大一番、長女の赤組は僅差でリード。最終戦に赤組は最低でも引き分けで勝利という状況だったと思う。なぜか最終戦だけ、少しだけ得点が大きいというのが、運動会の決まりになっているらしかった(まあ、大玉は全員競技だからね…)。
さて、ここで話を少し変えよう。思えばこの日、長女が運動会にいたるまでに、金子家ではひとつの騒ぎがあった。雨の土曜日、体育館での公開練習となったダンスをみた祖母が、あくびをしながら気合の入らない演技をしていた長女に「励ましの苦情」を呈した結果、長女は「だったら、眠いときはどうやってあくびをかみ殺したらいいの?」とパニック障害のような状態になってしまったのである。長女はひどい負けず嫌い。常に最善の状況で遊びに徹するあまり、ついつい疲れすぎてしまう体質のため、眠い日は常にあるようなのだ。それは僕にもあったことだから、僕には特によくわかる。この性分は乗り越えるまでの障害が実に多いのであります。僕は長女をお風呂で慰めながら、でも泣き続ける長女に少しだけ怒ってしまった。「泣いていてもなんもいいことないから…」でも、そんなこと彼女にはきっと、「いわれる前からわかっている」ことだったはずだ。
結局、長女は今年勝てなかった。最後の大玉を2連敗した赤組は、最後の最後でまくられたのでありました。う~ん、残念。思わず「げ、3連敗決定!」と声をあげた僕に、ご近所の奥様が「うちは5年目ではじめての勝利ですから~!」となぐさめの声をかけてくれた。
運動会の勝敗、どんなだったか、君は憶えているだろうか?
きれいに晴れた春の一日、昨日は長女の小学校(まぁ、僕の母校でもあるわけだが…)の運動会だった。週末の土日を雨にたたられたことが嘘のように、真っ青な空がそこにあった。
待ちに待ったこの日の運動会、赤白の戦いは互いに譲らずの大激戦となり、勝負は最後の大玉転がしで決まるという展開。ここまでの2年間、苦杯を飲んできた長女にとって、それははじめての勝利がかかった一番でありました。実は僕は小学校の6年間、一度も勝利できなかった口である。なので、「たかが運動会の勝ち負け」ではない重みがあることをとてもよく知っていたのである。なんか勝ってないけど…が、また負けちゃうかもになり、俺は一生勝てないのか?へと変化していく人生の苦杯って結構重いものなのであります。
勝負のかかった大一番、長女の赤組は僅差でリード。最終戦に赤組は最低でも引き分けで勝利という状況だったと思う。なぜか最終戦だけ、少しだけ得点が大きいというのが、運動会の決まりになっているらしかった(まあ、大玉は全員競技だからね…)。
さて、ここで話を少し変えよう。思えばこの日、長女が運動会にいたるまでに、金子家ではひとつの騒ぎがあった。雨の土曜日、体育館での公開練習となったダンスをみた祖母が、あくびをしながら気合の入らない演技をしていた長女に「励ましの苦情」を呈した結果、長女は「だったら、眠いときはどうやってあくびをかみ殺したらいいの?」とパニック障害のような状態になってしまったのである。長女はひどい負けず嫌い。常に最善の状況で遊びに徹するあまり、ついつい疲れすぎてしまう体質のため、眠い日は常にあるようなのだ。それは僕にもあったことだから、僕には特によくわかる。この性分は乗り越えるまでの障害が実に多いのであります。僕は長女をお風呂で慰めながら、でも泣き続ける長女に少しだけ怒ってしまった。「泣いていてもなんもいいことないから…」でも、そんなこと彼女にはきっと、「いわれる前からわかっている」ことだったはずだ。
結局、長女は今年勝てなかった。最後の大玉を2連敗した赤組は、最後の最後でまくられたのでありました。う~ん、残念。思わず「げ、3連敗決定!」と声をあげた僕に、ご近所の奥様が「うちは5年目ではじめての勝利ですから~!」となぐさめの声をかけてくれた。
運動会の勝敗、どんなだったか、君は憶えているだろうか?
by kenzo_stsk
| 2011-06-01 07:15
| ■生活