2012年 02月 14日
認知症 |
先週「認知症」をテーマにしたフューチャーセンターに参加した。

フューチャーセンターとは、企業などの組織が中長期的な課題の解決を目指し、対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出し、相互協力の下で実践するために設けられる施設のこと。仕事を通じての関係だけだと、限定したコミュニティと決まった話題でしか関わりがもてないので、企業間交流という意味でも最近盛んになってきているようだ。僕は昨年参加した京都での会で友人になった方から、誘われて参加してみたというわけ。認知症の人が生活しやすい環境について考えるということだったので、それはなにか建築的な話とも絡む可能性もあるし、と思って行ってみた。
「認知症」って、よく聞く言葉だけれど、その実体を詳しくはしらないし、一体どんな病気なんだろうと思っていたのだけれど、そもそも「病気の名称ではない」と知って驚いた。個別の病気のことではなくて、脳に障害が出た結果、生活上支障がでている状況をいうのだそうだ。どうやら昔は「ボケた」で片付けていたことに、それらしい名前をつけたということなのかもしれない。
今回は認知症の方々も一緒に参加するような会ではなかったので、リアルに病気の状況を把握することはできなかったけれども、参加していた福祉関係者の方などから症状の話を聞く限り、生活における支障はかなり大きいことが想像され、またご家族やご本人のストレスもかなり大変なことが予測された。目が離せない何かと同居するという意味では、幼児のいる家庭と似たところもあるけれど、幼児よりも手の届く範囲が広い上に、高度な間違いをしでかす危険性が高く、不可逆性の症状をたどることが多いとのことだから、確かにやっかいなことである。
そもそも「認知症である」ということが、ご本人はとても恥ずかしいし、なにか失敗をすることを恐れるあまり家に籠もりがちになってしまうということがいけないのではないかと思った。家族の負担が大きくなりすぎるし、社会と隔絶することで、症状を悪化させてしまうように思ったのだ。高齢になれば、多少ボケてくるなんてあたりまえのことだろうから、社会全体でフォローしてあげられるようにしておかないといけないのかもしれない。ご本人の尊厳を失することなく、そんなサポートが自然とできるような、大人な社会が望まれているのだろうと思った。

フューチャーセンターとは、企業などの組織が中長期的な課題の解決を目指し、対話を通じて新たなアイデアや問題の解決手段を見つけ出し、相互協力の下で実践するために設けられる施設のこと。仕事を通じての関係だけだと、限定したコミュニティと決まった話題でしか関わりがもてないので、企業間交流という意味でも最近盛んになってきているようだ。僕は昨年参加した京都での会で友人になった方から、誘われて参加してみたというわけ。認知症の人が生活しやすい環境について考えるということだったので、それはなにか建築的な話とも絡む可能性もあるし、と思って行ってみた。
「認知症」って、よく聞く言葉だけれど、その実体を詳しくはしらないし、一体どんな病気なんだろうと思っていたのだけれど、そもそも「病気の名称ではない」と知って驚いた。個別の病気のことではなくて、脳に障害が出た結果、生活上支障がでている状況をいうのだそうだ。どうやら昔は「ボケた」で片付けていたことに、それらしい名前をつけたということなのかもしれない。
今回は認知症の方々も一緒に参加するような会ではなかったので、リアルに病気の状況を把握することはできなかったけれども、参加していた福祉関係者の方などから症状の話を聞く限り、生活における支障はかなり大きいことが想像され、またご家族やご本人のストレスもかなり大変なことが予測された。目が離せない何かと同居するという意味では、幼児のいる家庭と似たところもあるけれど、幼児よりも手の届く範囲が広い上に、高度な間違いをしでかす危険性が高く、不可逆性の症状をたどることが多いとのことだから、確かにやっかいなことである。
そもそも「認知症である」ということが、ご本人はとても恥ずかしいし、なにか失敗をすることを恐れるあまり家に籠もりがちになってしまうということがいけないのではないかと思った。家族の負担が大きくなりすぎるし、社会と隔絶することで、症状を悪化させてしまうように思ったのだ。高齢になれば、多少ボケてくるなんてあたりまえのことだろうから、社会全体でフォローしてあげられるようにしておかないといけないのかもしれない。ご本人の尊厳を失することなく、そんなサポートが自然とできるような、大人な社会が望まれているのだろうと思った。
by kenzo_stsk
| 2012-02-14 12:48
| ■社会

