monocoto

世田谷代田の「monocoto」を尋ねた。

ここは最近朝の散歩でみつけたお店。4人のクリエーターが作り出す、協働のアトリエとのこと。家具・デザイナー・建築・インテリアと各分野の専門家4名のユニットです。「違う職種の4名が共同のアトリエをつくる」という考え方がとても新しいと思ったのと、そもそも店のウインドーに飾ってあるものたちの美しさに魅かれて、今日娘たちがスイミングスクールで泳いでいる隙に、お店を尋ねてみました。本当は平日の営業時間内に行きたかったのだけれど、土日しか営業なさっていないようだったのです。

雨の中お店を覗いていたら、ひとりの方が「どうぞどうぞ！」と扉を空けて中に誘ってくださいました。純粋なお客さんだと思っているんだろうなぁ。ちょっと同業者だっていいづらいぞ。と暫し躊躇したりもしたのですが、まぁどうせ正体を明かすのならば、早いほうが良いでしょうと、すばやく自己紹介。むしろ同じ職種の仲間が尋ねてきたことを歓迎してくださるような懐の深さに感心し、来て良かったなぁと思ったのでした。昔あったという１４０軒が軒を連ねる大商店街が、環七の開通で駆逐されてしまい、今やシャッター化していることを１０年かけて楽しく元気にしたいという、その志の高さにも共感しましたし、アートを軸にイベントをしかけて、まちを活性化しようという考え方もとても実直な方法だと思いました。この夏、１００体のアートこけしのコンペ＆販売をおこなって、クリエーターとまちのひとをつなぐプロジェクトを企画中とのことでした。

これは一丁、参加してみようかな！

追伸：世田谷代田は小田急地下化工事に絡む3駅のひとつでもあります。こういうお仲間が増えることはとても楽しいことだろうと、グリーンライン下北沢の活動をご紹介してきました。ユリカさん、何か連絡があるかもなので、その際はよろしく！