2012年 07月 02日
ロック |
昨晩、渋谷の「クラブ・クアトロ」にいった。

曽我部恵一Bandの東京公演を聴きに渋谷に行った。昨日がツアーの最終日ということもあって、会場ははやくから満杯。バンドも時間一杯、30曲くらいをほとんどMCもせずにぶっつづけで演奏する熱のこもったステージでした。最後の楽曲「満員電車は走る」が終わったとき、バンドのメンバーが「終了!」という感じでとてもきっぱりとステージをあとにしたので、これはアンコールはなしかな?とも思ったのでしたが、熱いステージの興奮さめやらぬお客さんの拍手がなりやまない中、最後はバンジョーをもった曽我部さんが上野さんとふたりで登場。お客さんの真ん中に入って生声だけのmellow mind を演奏してくれました。結局アンコールはこの一曲だけ。なんか形式的に本編が終わったあと、なんどものアンコールを受けながら本編よりも長く演奏をつづけるようなステージも良くみるけれど、個人的にはこういう方が好きだなと思いました。今回のアルバムの公演にはこういうスタイルがとてもふさわしく思えたしね。
ところで、今回渋谷のクアトロという場所で音楽を聴いてみて、ロックを聴くのに一番良い環境ってどんな場所なんだろうなぁってぼんやり考えました。
僕は大学時代運動部系の人間だったので、スポーツの試合観戦は沢山したけど、コンサートは友達のドタキャンの代役とかで4~5年に一度聴きにいく程度でした。つまり、“Save the 下北沢”の絡みでライブを聴くようになるまで、ほとんどライブハウスという場所には足を踏み入れたことがなかったわけです。個人的な感想としてはフジロックのように、音を閉じ込めずドーンと大きな音がどこまでも飛んでいくようなステージでロックを聴くのが一番好きなのだけれど、都会であれをやるわけには行かないから、どうしても閉じた場所で沢山の人が集まって音楽を聴いたり、踊ったりすることになります。建築的にはあれだけ沢山の人が一斉に運動しても気分が悪くならないようにたくさんの空気を供給しながら、室内の温度も調整し音も外部に漏らさないようにしなければならないというのは、かなり厳しい条件なのだろうということは容易に想像がつきます。クラブという場所では音楽を聴きながらお酒を飲めるというのもひつつの条件になっているようですから、お酒の供給をどこでどのようにするのが良いかとかもいろいろなパターンが考えられそうですね。ライブが終わってお客さんが帰るとき、できるだけストレスなく移動できるための方法を考えたり、物販の場所を工夫してみたり、設計するとたぶんいろいろ楽しいんだろうなぁって思いました。
「死ぬまでに最高のライブハウスを一軒設計する」、これもひとつの目標。

曽我部恵一Bandの東京公演を聴きに渋谷に行った。昨日がツアーの最終日ということもあって、会場ははやくから満杯。バンドも時間一杯、30曲くらいをほとんどMCもせずにぶっつづけで演奏する熱のこもったステージでした。最後の楽曲「満員電車は走る」が終わったとき、バンドのメンバーが「終了!」という感じでとてもきっぱりとステージをあとにしたので、これはアンコールはなしかな?とも思ったのでしたが、熱いステージの興奮さめやらぬお客さんの拍手がなりやまない中、最後はバンジョーをもった曽我部さんが上野さんとふたりで登場。お客さんの真ん中に入って生声だけのmellow mind を演奏してくれました。結局アンコールはこの一曲だけ。なんか形式的に本編が終わったあと、なんどものアンコールを受けながら本編よりも長く演奏をつづけるようなステージも良くみるけれど、個人的にはこういう方が好きだなと思いました。今回のアルバムの公演にはこういうスタイルがとてもふさわしく思えたしね。
ところで、今回渋谷のクアトロという場所で音楽を聴いてみて、ロックを聴くのに一番良い環境ってどんな場所なんだろうなぁってぼんやり考えました。
僕は大学時代運動部系の人間だったので、スポーツの試合観戦は沢山したけど、コンサートは友達のドタキャンの代役とかで4~5年に一度聴きにいく程度でした。つまり、“Save the 下北沢”の絡みでライブを聴くようになるまで、ほとんどライブハウスという場所には足を踏み入れたことがなかったわけです。個人的な感想としてはフジロックのように、音を閉じ込めずドーンと大きな音がどこまでも飛んでいくようなステージでロックを聴くのが一番好きなのだけれど、都会であれをやるわけには行かないから、どうしても閉じた場所で沢山の人が集まって音楽を聴いたり、踊ったりすることになります。建築的にはあれだけ沢山の人が一斉に運動しても気分が悪くならないようにたくさんの空気を供給しながら、室内の温度も調整し音も外部に漏らさないようにしなければならないというのは、かなり厳しい条件なのだろうということは容易に想像がつきます。クラブという場所では音楽を聴きながらお酒を飲めるというのもひつつの条件になっているようですから、お酒の供給をどこでどのようにするのが良いかとかもいろいろなパターンが考えられそうですね。ライブが終わってお客さんが帰るとき、できるだけストレスなく移動できるための方法を考えたり、物販の場所を工夫してみたり、設計するとたぶんいろいろ楽しいんだろうなぁって思いました。
「死ぬまでに最高のライブハウスを一軒設計する」、これもひとつの目標。
by kenzo_stsk
| 2012-07-02 12:14
| ■建築

