2012年 07月 09日
じぶんにひとつ、だれかにひとつ |
昨日、小学校の「ミニ四駆工作教室」に参加した。
これは東日本大震災の復興イベントのひとつ。カーデザイナーの方が発起人となり、「ミニ四駆(電池でコースを走る手のひらサイズのプラモデル)」で被災地とそうでない地域を結ぶ活動のひとつとして、昨日は東大原小学校でミニ四駆の作成ワークショップを行いました。参加費はひとり千円となっていて、その金額にはもうひとり被災地の子供が無料で同じワークショップに参加できる費用が含まれているという企画です。つまりこれが表題の「じぶんにひとつ、だれかにひとつ」という文言の意味です。
団体のホームページをみてみると、最初は「大人にミニ四駆のデザインをしてもらって、それを展示したり販売したりしながら、被災地への寄付を募るようなイベント」からはじまったようです。デザイナーの技術を生かしたボランティア活動の形を模索しながらやってきた跡がうかがえ、とても勇気づけられました。被災地へのボランティアというと、瓦礫の処理をはじめとして、生活を直接サポートするものが多いわけですが、生活とは少し離れた子供の遊びという部分を支持しようとしているところが面白いなぁと思いました。被災地では、親達がこどもの相手ですっかり疲れ果てていて、「イベントをやると大人がとてもうれしそうにこどもを預けてのびのびしているんですよ」という言葉がとても印象的でした。最近梅雨でこどもと家遊びをしている機会が多かったので、一日こどもと室内であそぶということがどれほどエネルギーを消費することなのかは身をもってよくわかります。遊び場のない避難住宅での生活や、原発事故の影響で外で遊ぶことがためらわれるこどもたちが、このような活動でどんなに励まされたことでしょうか。
僕はミニ四駆をつくったのははじめてでした。本当は小4の長女と4歳の次女のふたり参加の予定だったのですが、長女が感染性胃腸炎にかかってしまったので、結局次女だけを連れて参加となりました。彼女、プラモデルをつくること自体がはじめての経験だったので、少しハードルが高い感じはしましたけれど、3時間にわたる格闘の末、なんとかはしれるものを作り上げていました(まあかなりサポートはしましたけれど…)。4歳児の父親としては、よくもまあ3時間も集中力が続いたものだなぁというのが素直な感想です。なんかキラキラ光るシールで飾られたデコデコの車にすっかり魅了されてしまったようで、「わたしもキラキラのつくるんだ!」とがんばっていました。結局時間不足で色塗りまでで終わってしまったけどね。
最後は造った車と一緒に、被災地へのメッセージカードをそえた記念写真をひとりずつ撮影しました。「だれか」も楽しんでくれるといいよね!
これは東日本大震災の復興イベントのひとつ。カーデザイナーの方が発起人となり、「ミニ四駆(電池でコースを走る手のひらサイズのプラモデル)」で被災地とそうでない地域を結ぶ活動のひとつとして、昨日は東大原小学校でミニ四駆の作成ワークショップを行いました。参加費はひとり千円となっていて、その金額にはもうひとり被災地の子供が無料で同じワークショップに参加できる費用が含まれているという企画です。つまりこれが表題の「じぶんにひとつ、だれかにひとつ」という文言の意味です。
団体のホームページをみてみると、最初は「大人にミニ四駆のデザインをしてもらって、それを展示したり販売したりしながら、被災地への寄付を募るようなイベント」からはじまったようです。デザイナーの技術を生かしたボランティア活動の形を模索しながらやってきた跡がうかがえ、とても勇気づけられました。被災地へのボランティアというと、瓦礫の処理をはじめとして、生活を直接サポートするものが多いわけですが、生活とは少し離れた子供の遊びという部分を支持しようとしているところが面白いなぁと思いました。被災地では、親達がこどもの相手ですっかり疲れ果てていて、「イベントをやると大人がとてもうれしそうにこどもを預けてのびのびしているんですよ」という言葉がとても印象的でした。最近梅雨でこどもと家遊びをしている機会が多かったので、一日こどもと室内であそぶということがどれほどエネルギーを消費することなのかは身をもってよくわかります。遊び場のない避難住宅での生活や、原発事故の影響で外で遊ぶことがためらわれるこどもたちが、このような活動でどんなに励まされたことでしょうか。
僕はミニ四駆をつくったのははじめてでした。本当は小4の長女と4歳の次女のふたり参加の予定だったのですが、長女が感染性胃腸炎にかかってしまったので、結局次女だけを連れて参加となりました。彼女、プラモデルをつくること自体がはじめての経験だったので、少しハードルが高い感じはしましたけれど、3時間にわたる格闘の末、なんとかはしれるものを作り上げていました(まあかなりサポートはしましたけれど…)。4歳児の父親としては、よくもまあ3時間も集中力が続いたものだなぁというのが素直な感想です。なんかキラキラ光るシールで飾られたデコデコの車にすっかり魅了されてしまったようで、「わたしもキラキラのつくるんだ!」とがんばっていました。結局時間不足で色塗りまでで終わってしまったけどね。
最後は造った車と一緒に、被災地へのメッセージカードをそえた記念写真をひとりずつ撮影しました。「だれか」も楽しんでくれるといいよね!
by kenzo_stsk
| 2012-07-09 22:18
| ■生活