2013年 04月 10日
まちの個性を育てる方法を考える |
昨日、保坂区長のTwitterオフ会に行った。
昨晩、「風知空知」でおこなわれた保坂展人世田谷区長のツイッターオフ会に参加した。テーマは『新しい下北沢から発信するアートルネッサンス』。司会進行の宍戸留美さんとともに、今回主催者であるNEVER NEVER LANDのオーナーである下平憲治さんも登壇し、前半は下北沢で不動産業を営むウィルステージの志村さん、下北沢を盛り上げる団体「I love 下北沢」の代表・西山さんをゲストに下北沢が現在抱えている問題や魅力について語り、後半は劇作家協会会長の坂手洋二さんをゲストに演劇文化を切り口にしたトークが展開した。
近年下北沢の現状を語るとき、家賃の高さから継続できない店が多いことが大きく問題視されている。南口1階の路面店では坪単価が5万円くらいするとのことであった。これでは大手のチェーン店しかそもそも営業することが不可能である。それが北口だと3万円、一番街あたりまで離れると1万円くらいまでの差があるということだから、自然面白い個店は北口に集まるということになろう。チェーン店しかない町では個性が育たず画一化してしまう。携帯電話屋とスニーカーショップばかりしか続かないのでは困ったことである。風俗店が増えてきていることも小さなこどもを育てる親としては気になる部分である。別に店に入らなければ関係のない話ではあるのだけれど、商店街を歩いていて黒スーツの客引きに声をかけられる町というのは、正直好きになれないのだ。本来はどういう町にしようと大きな目標をたてて、テナントを積極的に誘致したり、目的に添わない店の営業は商店街としてひかえるような積極性があれば良いのだけれど、現状の商店街はそこまでは考えていないようにみえる。
それ以上に、今回保坂区長が指摘していた、まだ小田急の工事は5~6年続くので、町全体が工事中の雰囲気になってしまい、下北沢という町がすっかり見切られてしまうのではないか?というのも大きな問題であろう。駅前広場用の暫定地などの利用の仕方如何にかかっているというのは確かにそうかもしれないと思った。
また後半、坂出さんによって語られた韓国の小劇場の町の話はとても刺激的だった。町中に100以上の劇場がひしめく町というのは確かに活気溢れるものだろうし、茶沢通りが三軒茶屋から下北沢まで劇場がスズナリになっているというイメージには心引かれた。韓国では劇場を併設した建物をつくると税金が優遇される制度をつくってまちづくりをしていったということだ。
下北沢の個性を活かしたまちづくりに期待したいものです。
昨晩、「風知空知」でおこなわれた保坂展人世田谷区長のツイッターオフ会に参加した。テーマは『新しい下北沢から発信するアートルネッサンス』。司会進行の宍戸留美さんとともに、今回主催者であるNEVER NEVER LANDのオーナーである下平憲治さんも登壇し、前半は下北沢で不動産業を営むウィルステージの志村さん、下北沢を盛り上げる団体「I love 下北沢」の代表・西山さんをゲストに下北沢が現在抱えている問題や魅力について語り、後半は劇作家協会会長の坂手洋二さんをゲストに演劇文化を切り口にしたトークが展開した。
近年下北沢の現状を語るとき、家賃の高さから継続できない店が多いことが大きく問題視されている。南口1階の路面店では坪単価が5万円くらいするとのことであった。これでは大手のチェーン店しかそもそも営業することが不可能である。それが北口だと3万円、一番街あたりまで離れると1万円くらいまでの差があるということだから、自然面白い個店は北口に集まるということになろう。チェーン店しかない町では個性が育たず画一化してしまう。携帯電話屋とスニーカーショップばかりしか続かないのでは困ったことである。風俗店が増えてきていることも小さなこどもを育てる親としては気になる部分である。別に店に入らなければ関係のない話ではあるのだけれど、商店街を歩いていて黒スーツの客引きに声をかけられる町というのは、正直好きになれないのだ。本来はどういう町にしようと大きな目標をたてて、テナントを積極的に誘致したり、目的に添わない店の営業は商店街としてひかえるような積極性があれば良いのだけれど、現状の商店街はそこまでは考えていないようにみえる。
それ以上に、今回保坂区長が指摘していた、まだ小田急の工事は5~6年続くので、町全体が工事中の雰囲気になってしまい、下北沢という町がすっかり見切られてしまうのではないか?というのも大きな問題であろう。駅前広場用の暫定地などの利用の仕方如何にかかっているというのは確かにそうかもしれないと思った。
また後半、坂出さんによって語られた韓国の小劇場の町の話はとても刺激的だった。町中に100以上の劇場がひしめく町というのは確かに活気溢れるものだろうし、茶沢通りが三軒茶屋から下北沢まで劇場がスズナリになっているというイメージには心引かれた。韓国では劇場を併設した建物をつくると税金が優遇される制度をつくってまちづくりをしていったということだ。
下北沢の個性を活かしたまちづくりに期待したいものです。
by kenzo_stsk
| 2013-04-10 12:17
| ・下北沢問題