2013年 06月 02日
面積比較図 |
今日は「3校の面積比較図」をみてみよう。
これは3校の配置図を同スケール(1/1500)で示すと共に、敷地面積を表記した図。広い順に東大原小:8205㎡、守山小:7667㎡、北沢小:6332㎡とある。ただ、一概に広さだけでどの敷地を利用するかを決めるわけにはいかない。防災上の安心なども考える必要があるからだ。東大原小は周囲4面ともが道路に囲まれている上に周辺ともに平らな敷地なので、新しい計画はいろいろなパターンを考えやすく、4方向に逃げられるという利点はある。しかし、周囲の道路幅が狭めなので、消防車などがスムーズに入ってこれるのか?ということを心配している保護者の方もいるようだ。
一方北沢小は3方向が道路に接道しており、正門は広幅員道路の井の頭通りに面しているという点で、消防車の到着については、他2校よりも優れた魅力があるといえる。ただ、いかんせん敷地が狭い。それに関してはこのまま小規模校で存続させたいと考えている親御さんたちもいるようなのだが、世田谷区の財政的に可能なのか?という問題を考慮しつつ、慎重に検討する必要があるだろう。
また守山小は2方向で狭い道路に接道しているだけである上に、崖地でもあるため周囲の土留めから少し離して校舎をつくらなければならないなど、新しい校舎の計画を考える上でいろいろ制限が多い敷地と言えるだろう。近くに環七が通っているので安心と主張する地元の方もいるようだが、環七に消防車をとめたままで、スムーズな消火活動が可能なのか?消防署も含めて検討してみる必要がある。
それぞれの敷地の特性をよく理解し、今後の計画検討に活かしたい。
これは3校の配置図を同スケール(1/1500)で示すと共に、敷地面積を表記した図。広い順に東大原小:8205㎡、守山小:7667㎡、北沢小:6332㎡とある。ただ、一概に広さだけでどの敷地を利用するかを決めるわけにはいかない。防災上の安心なども考える必要があるからだ。東大原小は周囲4面ともが道路に囲まれている上に周辺ともに平らな敷地なので、新しい計画はいろいろなパターンを考えやすく、4方向に逃げられるという利点はある。しかし、周囲の道路幅が狭めなので、消防車などがスムーズに入ってこれるのか?ということを心配している保護者の方もいるようだ。
一方北沢小は3方向が道路に接道しており、正門は広幅員道路の井の頭通りに面しているという点で、消防車の到着については、他2校よりも優れた魅力があるといえる。ただ、いかんせん敷地が狭い。それに関してはこのまま小規模校で存続させたいと考えている親御さんたちもいるようなのだが、世田谷区の財政的に可能なのか?という問題を考慮しつつ、慎重に検討する必要があるだろう。
また守山小は2方向で狭い道路に接道しているだけである上に、崖地でもあるため周囲の土留めから少し離して校舎をつくらなければならないなど、新しい校舎の計画を考える上でいろいろ制限が多い敷地と言えるだろう。近くに環七が通っているので安心と主張する地元の方もいるようだが、環七に消防車をとめたままで、スムーズな消火活動が可能なのか?消防署も含めて検討してみる必要がある。
それぞれの敷地の特性をよく理解し、今後の計画検討に活かしたい。
by kenzo_stsk
| 2013-06-02 12:52
| ・小学校統廃合