2015年 11月 19日
横断能力 |
火曜日、代沢小学校に行った。

17日の午前中、PTAの集まりで代沢小学校に行った。地域環境連絡協議会という北沢警察署管内の学校の保護者や校長先生などへの声掛けで、こどもの安全について考える会合だった。講演は日本大学理工学部交通システム工学科の稲垣具志先生。こどもの横断能力に関するレポートを聞いた。
稲垣さんのやった実験は小学校2年生、5年生のこどもたちを集めて、遠くから走ってくる車をみながら、押しボタンを離す実験。いろいろなスピードで目の前を通り過ぎる自動車をみながら、「もう目の前の道路を渡れない」と思った瞬間に押していたボタンを離すことを繰り返し、車の速度とボタンを離した瞬間の車との距離の相関関係をグラフにしてみたという。
結果を聞いて驚いたのだが、2年生はほぼ相関関係はゼロに近く、5年生でも自動車の速度をきちんと把握できていると思われるのは3割程度ということだった。多くのこどもたちは自分と車の距離の認識だけで、10mくらいまで近づくと離すというこどもばかりであったという。
最近、2年生の次女が横断歩道を渡るとき、えらく遠くの車をみて、「車が見えたら渡ったらダメなんだよ~」ととても安全サイドの用心をしていたので、学校はずいぶん慎重な教育をしているんだなぁと関心したことがあったのだけれど、学校側もそのあたりのこどもの能力というものを十分認識した上で、安全な教え方をしているのかもしれません。
こどもは車のスピードを認識していないということは、ドライバーや保護者のみなさんには是非知っておいて欲しいことだと思いました。

17日の午前中、PTAの集まりで代沢小学校に行った。地域環境連絡協議会という北沢警察署管内の学校の保護者や校長先生などへの声掛けで、こどもの安全について考える会合だった。講演は日本大学理工学部交通システム工学科の稲垣具志先生。こどもの横断能力に関するレポートを聞いた。
稲垣さんのやった実験は小学校2年生、5年生のこどもたちを集めて、遠くから走ってくる車をみながら、押しボタンを離す実験。いろいろなスピードで目の前を通り過ぎる自動車をみながら、「もう目の前の道路を渡れない」と思った瞬間に押していたボタンを離すことを繰り返し、車の速度とボタンを離した瞬間の車との距離の相関関係をグラフにしてみたという。
結果を聞いて驚いたのだが、2年生はほぼ相関関係はゼロに近く、5年生でも自動車の速度をきちんと把握できていると思われるのは3割程度ということだった。多くのこどもたちは自分と車の距離の認識だけで、10mくらいまで近づくと離すというこどもばかりであったという。
最近、2年生の次女が横断歩道を渡るとき、えらく遠くの車をみて、「車が見えたら渡ったらダメなんだよ~」ととても安全サイドの用心をしていたので、学校はずいぶん慎重な教育をしているんだなぁと関心したことがあったのだけれど、学校側もそのあたりのこどもの能力というものを十分認識した上で、安全な教え方をしているのかもしれません。
こどもは車のスピードを認識していないということは、ドライバーや保護者のみなさんには是非知っておいて欲しいことだと思いました。
by kenzo_stsk
| 2015-11-19 14:45
| ■生活

