2022年 03月 30日
下北沢のエッセンス |
今日、「ミカン下北」がオープンした。
ミカン下北は京王線の高架下にオープンした新しい商業施設。以前あった京王線の土手を切り崩してできた新しい空間に商業施設と世田谷区の歩道が開通した。これによって、今までアクセスがわかりにくかった茶沢通りと駅が視覚的にも一直線に連続し、下北沢は格段に地理がわかりやすくなった。

高架下の空間の一番奥にはTUTAYAができた。下北沢は本屋さんが減っていたので、大型書店ができたことはとてもうれしい。また茶沢通りに面した角には世田谷区の図書館カウンターも出来た。今まで本の受け取りはわざわざ一駅自転車でいっていたので、とても便利になった気がする。
帰り、オオゼキによって本日発売のクラフトビール「下北沢 CHAOS BEER」を買った。こちらは一本飲む毎に、まちづくりの活動資金に少し寄付されるということ。美味しいビールであることを願い晩酌を楽しみに待つことにしよう。

あたらしい施設は高架下の部分と区道を挟んだ北側に並行して展開しているのだが、この駅に直結する高架下の空間を歩いていたら、なんだかひどく懐かしい感じがした。通路の幅やにぎわいの感じが、かつての駅前食品市場の雰囲気にすごく似ているのである。異国情緒漂うお店たちのラインナップもいろとりどりでとてもワクワクした。高架下の一階には東洋百貨店の別館も入っていて、こちらも含め今回の施設は下北沢のエッセンスをとてもうまく表現しているなぁという感じがした。


by kenzo_stsk
| 2022-03-30 17:41
| ・下北沢問題

