2022年 11月 18日
旅の手帳(その1) |
先週末、ひさしぶりに一泊旅行をした。
家族と一緒ということならば、この夏も4人で名古屋に行ったのだけれど、自分的に旅と呼べる旅行は、次女が6つのときに行った大阪、京都、奈良への二人旅以来のことであり、(今回は10人超のツアーへの参加ではあったのだけれど)単独参加、しかもギターをもっての旅行ははじめてのことだったので、個人的な気分としては今回のは「旅」の部類に属するように感じた。
しかも、行きの電車は荻窪での人身事故の影響を受けて1時間の遅延が発生し、新宿9時発のあずさ9号は出発の段階では何時につくことやら、、な状況にあった。軽音部指定の12時立石公園集合は霧の向こうにかすんでみえるような感じだったのである。ただ、そういう過酷な条件の中でも、下北沢の駅前広場の安全な設えについて日々考えている僕は、この事故に巻き込まれた意味を考えてしまうのだった。大災害に巻き込まれたときの旅行者の気持ちに寄り添うための経験だったのかもしれないとさえ思っていたのである。
ギターをはじめてそろそろ8年半。初心者ですというのがちょっと恥ずかしい時期に突入していくなかで、かまいキッチンの導きで矢野大学という軽音(ウクレレ&ギター)サークルに入ったことが今回の旅のはじまりであった。ツアーに参加するメンバーは全部で14人。車組・電車組入り乱れ、僕のような単独参加のみならず、カップルや家族を連れての参加もありという極めてフリースタイルなツアーである。でかける直前、妻から「行先と泊まる宿の情報くらいメモを残していってね」と釘をさされたのは、ひさしぶりの旅に僕が興奮しているのをみかねた妻からのアドバイスだったし、もし「スタートの時間設定に余裕がなさそうだから、もう少し早くでた方がいいわよ」との一言を素直にきいていなかったら、どんなことになっていたか想像すると背筋が寒くなった。そんなわけでスタートの一時間の遅延をほぼそのままに公園に着けたのは奇跡的なことに思え、ひさしぶりにひとりで下北沢の結界を超えることの困難さをあたらめて感じる出来事でもあったのでした(表現がオーバーすぎるね)。
まあ何はともあれ、まっすぐに下りることも困難な斜面にある立石公園から輝る湖面を見おろしながら、初参加2名をふくむ僕らはリーダー指名の3人で、この旅最初の演奏をした。曲はおなじみ曽我部恵一さんの「BabyBlue」。「お、その曲の歌詞カード、練習用に書き下ろしてきてるよ!」とリーダーの矢野さんがすべてをお見通しのように言ったのを、あまり不思議にも思わなかったのは、すでにいろいろな奇跡がおこりはじめていることを自覚していたからかもしれない。
今回のツアーにはじめてシモキタチームから参加したDJ OSUSHI くんはすでに4時に川崎を出発。ワカサギを人数分つりあげた上で、てんぷら油も持参しての参加とのことで頭が下がった。いや本当に感謝しています。
今回はそんなツアー中考えたことを数回にわけて記録します。
by kenzo_stsk
| 2022-11-18 07:38
| ■旅




