トライアスロンチャレンジ（その１）

還暦のお祝いに何かしたいなとは思っていたのだが…

なじみのバーをでて、月灯の店主であるおっくんと一緒にジャパン・ミーに行ったとき、「金子さんに良い提案があります！」といわれるまではまさか今年の10月8日に自分がトライアスロンにトライすることになるとは夢にも思っていなかった。（ダジャレですがなにか？）

ちなみに、ジャパン・ミーとは朝の5時からシモキタで東南アジアのつけソバを食わせてくれる驚きの店。まさかここの店長であるユキさんがトライアスロン布教信者の方とは存じ上げていなかったのである。

「僕はねぇ、金子さんにもあのトライアスロンのスタートするときの一斉にサブンと泳ぎだすときの感動を味わってもらいたいんすよ」とおっくんは言う。「僕も一緒にでますから、一緒にエントリーしましょうよ！」店がはねたあとの彼が正気であるなんて別に思っていたわけではなかったけれど、心の隅に20年前に買ったドロップハンドルのＧＩＯＳで一度も本気で走ってあげたことがないことを悪いと思っていた気持ちが頭をもたげた。気がつくとうっかり10月8日、九十九里浜で開催されるトライアスロンのエントリーボタンにポチっとしていたのである。

そういうことなら、トレーニングの方法とかは僕ができるかぎりのサポートをしますね！とユキさん。「3か月間、頑張りましょうね。」と励まされ、そのやろうとしていることの大変さが本当に身に染みてわかるのはその数日後のことだったのである。

つづく～