2006年 11月 15日
都市整備委員会 |
都市整備委員会を傍聴した。
10月13日に「世田谷区の賛成誘導雛形配布事件についての真相究明と、不正に関する手続きのやり直しを求める請願」を提出したので、その内容説明のための傍聴であった。
担当者の辻課長は議会質問に引き続き、今回も「17条の意見募集の時に限り、区民の求めに応じて提出書類の参考としてメモを渡した」の一点張りであった。実際には、区民の求めに応じてというのに、配布を拒否した商店会が存在したことが発覚しており、また16条の時にも同種の賛成誘導雛形が配布されていることが情報開示請求によって明確になっている(なんと計画への賛成意見書129通のうち、124通までが同形式の雛形によっているのだ)にも関わらず、こんな言い訳を言い続ける職員には、ほとほとあきれる。また、そんな言い訳を嘘だと気づきながらも、「すでに結果はでたのだから、真相究明の必要なし」という判断をくだす、都市整備委員会の委員たちの見識もうたがわざるをえない。今日の委員会で徹底究明への主旨採択に挙手したのは、区民連の吉田議員と無党派の木下議員のみであった。
都市整備委員会の9名のうち、委員長まで含めても「自民・公明vsその他」が6対3であり、与党に事業推進の意思がある場合、そもそも勝ち目のある勝負ではない。こうやって多くの不正が闇の中に葬り去られていくことを黙ってみているしかないのは実にくやしい。
10月13日に「世田谷区の賛成誘導雛形配布事件についての真相究明と、不正に関する手続きのやり直しを求める請願」を提出したので、その内容説明のための傍聴であった。
担当者の辻課長は議会質問に引き続き、今回も「17条の意見募集の時に限り、区民の求めに応じて提出書類の参考としてメモを渡した」の一点張りであった。実際には、区民の求めに応じてというのに、配布を拒否した商店会が存在したことが発覚しており、また16条の時にも同種の賛成誘導雛形が配布されていることが情報開示請求によって明確になっている(なんと計画への賛成意見書129通のうち、124通までが同形式の雛形によっているのだ)にも関わらず、こんな言い訳を言い続ける職員には、ほとほとあきれる。また、そんな言い訳を嘘だと気づきながらも、「すでに結果はでたのだから、真相究明の必要なし」という判断をくだす、都市整備委員会の委員たちの見識もうたがわざるをえない。今日の委員会で徹底究明への主旨採択に挙手したのは、区民連の吉田議員と無党派の木下議員のみであった。
都市整備委員会の9名のうち、委員長まで含めても「自民・公明vsその他」が6対3であり、与党に事業推進の意思がある場合、そもそも勝ち目のある勝負ではない。こうやって多くの不正が闇の中に葬り去られていくことを黙ってみているしかないのは実にくやしい。
by kenzo_stsk
| 2006-11-15 17:28
| ・下北沢問題