2007年 06月 22日
気流舎 |
気流舎にいった。

気流舎は代沢三差路近くにある古本カフェ、今年2月に開店したお店で「立ち読み自由」というスタンスがとても新しい。お店は4坪くらいのとても小さなお店なのだけれど、一年かけて自主施工したという店内はとても濃密な空間になっている。

開店したという噂は聞いていたので、「いつか行かなければ!」と思っていたのだけれど、今日、他の都合もあって、初めて入店した。
お店は店主加藤賢一さんの自主施工。一年近くかけてつくった大作である。設計は村山雄一さんが担当。コストをなるべく抑えたいというオーナーからの期待に、自主施工できる設計と完璧な模型をつくることで応えたという。

お店に置いてある建築模型をみると、なるほど設計の段階でお店のイメージが詳細まで出来上がっていたことが良くわかる。こういうサポートができる建築家って素晴らしいと思う。加藤氏は「この模型を見て考えながら、一年近くかけてお店をつくっていきました」と仰っていた。
「立ち読み自由」で商売になるの?と思うが、「もしかするとアパートを追い出されて、店に寝泊りしつつ生きていくことになるのかもしれない」と雑誌のインタビューに彼がこたえているのを読んだ。今の経済原理に即して生きるよりも、友人との関係などを大切にしながら、個性を大切にして生きていくことを選択している彼の生き方が伝わってくる。
ゆっくりとした時間が過ごせる場所が、またひとつ下北沢にできたことがうれしい。

気流舎は代沢三差路近くにある古本カフェ、今年2月に開店したお店で「立ち読み自由」というスタンスがとても新しい。お店は4坪くらいのとても小さなお店なのだけれど、一年かけて自主施工したという店内はとても濃密な空間になっている。

開店したという噂は聞いていたので、「いつか行かなければ!」と思っていたのだけれど、今日、他の都合もあって、初めて入店した。
お店は店主加藤賢一さんの自主施工。一年近くかけてつくった大作である。設計は村山雄一さんが担当。コストをなるべく抑えたいというオーナーからの期待に、自主施工できる設計と完璧な模型をつくることで応えたという。

お店に置いてある建築模型をみると、なるほど設計の段階でお店のイメージが詳細まで出来上がっていたことが良くわかる。こういうサポートができる建築家って素晴らしいと思う。加藤氏は「この模型を見て考えながら、一年近くかけてお店をつくっていきました」と仰っていた。
「立ち読み自由」で商売になるの?と思うが、「もしかするとアパートを追い出されて、店に寝泊りしつつ生きていくことになるのかもしれない」と雑誌のインタビューに彼がこたえているのを読んだ。今の経済原理に即して生きるよりも、友人との関係などを大切にしながら、個性を大切にして生きていくことを選択している彼の生き方が伝わってくる。
ゆっくりとした時間が過ごせる場所が、またひとつ下北沢にできたことがうれしい。
by kenzo_stsk
| 2007-06-22 00:47
| ■建築

