先週末、妻と大阪万博に行った
特に夫婦だけで二人旅がしたかったというわけではないけれど、就職直後の長女には会社関連の見学で行くことになっているから、次女には大学受験直前で余裕がないからという理由で断られたため、結果として夫婦で大阪万博を二日間見学してきた。どうやら世間的には関心が高いことのようで「どうだった?」と感想を求められることが多いので、簡単に記事をかいておくことにする。
2日間(22日・23日)で見て回れたパビリオンのリストは以下の通り。
22日(日曜日)ー5館
●大屋根リング
●オランダ館(※予約)
●COMMON D
●いのちの未来(※予約)
●Better Co-Being
23日(平日)ー8館
●サウジアラビア館
●スペイン館
●ORA外食パビリオン~宴~
●飯田グループ×大阪公立大学共同出展館
●GUMDAM NEXT FUTURE PAVILION(※予約)
●COMMON C
●バングラディッシュ館
●韓国館
●いのち動的平衡館(※予約・キャンセル)
基本、人気パビリオンについては予約者のみの入場制限をかけているケースも多く、予約済みのパビリオンの見学を消化した後にしか次の予約が取れないので、満杯の中で遅い時間帯の予約がとれてしまった場合はそれまでの時間で並んで入れる施設をまわりつつ時間を潰すことになるのがかなり苦痛であった。並んで入れるパビリオンでも人気の館は2~3時間待ちなどというケースも見受けられた。あとネット予約は時間とタイミングとの勝負なので、必然的に早い者勝ちとなり、二名で回っているのだからと人数分を確保したいという取り方をしているとなかなか入手できないという弊害があった。
あと外食費がとても高いのが気になった。まぁ、こういうイベントの場合ある程度仕方ないのだけれどね。一般の価格の3~4倍という印象でした。
【以下ネタバレあり】
ただ、全体としてどうだったかというと個人的にはとても面白かった。入れたパビリオンがそれほど多くはなかったので、全体を語るにはやや役不足ではあるものの、多くのパビリオンが現在の最重要課題であるSDGs問題を避けては通れないムードの中行われた万博であるため、全体としての統一感のようなものが感じられたこと。その大きな課題に対して、文明を切り口に技術力で乗り切ろうと考えている国や地域がある一方、それぞれの守りたい文化としての自然のような部分にスポットをあて、大切にしたいもの、ことにアプローチするものなど、それぞれの向き合い方が違っていてそのことが単純に面白かったということなのかと思う。予約を取るのが大変な中、近場の人たちの中には「一日ワンパビリオン!」でのツアーを始めている方も多いようなので、全体の総括はそれらの方々の感想を待ちたいと考えています。